オーダーシャツ専門店　金沢　金港堂　オーナーのブログ

先日の百万石ロードレースもハーフの自己新ではないものの、コース新だったし、アップダウンのあるコースの割には好タイムで自信もつきました。

今回は１０キロ。事前準備は今自分ができる範囲でやった。距離もある程度は踏んだ。スピード練習も取り入れた。身体のメンテもやってきました。

ただ百万石ロードレースの前もそうでしたが、記録更新をと思うプレッシャーか肋間神経痛が再発し、前回は右側でしたが、今回は左側の痛みが３日ほど前から出てきました。万全ではないけど、それなりのことはやってきたというつもりもあります。故障もしたけど治療もしたし、何よりも１キロ体重を落とした。

さて、そんな「かなざわ市民マラソン」の結果はいかに？

１１時過ぎに就寝し、寝てるか起きているか分からないような浅い睡眠で、５時１０分前に合わせておいたアラームで目覚めました。

自宅から会場までは歩いても１０分かかりませんか比較的のんびりして、６時半に家を出て向かった先がこちら。

やはり神頼みです。神様お願い致します。

ということで会場に向かうわけですが、送迎のバスの横には「金港堂」の広告が。これは何か良いことが起きる予感。

もう何回このゲートの写真撮ってブログに上げたことか。今年は何となく暗い感じに写ってますね。

絶対に間違いなく、毎年参加者数は増えていると思う。間違いない。

今回はアップで走っている人少なかったかな？開会式が終わってアップの為に２周しましたが、そんなにも上げていないのに呼吸が苦しい。ちょっと、いやかなり心配。

「９２８」って語呂合わせにも何にもならない数字。全部足すと「１９」株か？

今一緒に走っている仲間です。現在のチームの名前は「チーム金港堂」この市民マラソンでタイムを上回れるとチーム名が変わる下克上のチームです。しかも４０代は私だけ。

たまたま会った友人。私の中では「以前に東京マラソン当選したにも関わらず蹴った男」として認識しております。本日は同じく１０キロ。ちなみに同じ歳。ちょっとあなた若くない？

いつものように時間間近になり、スタジアム中央に集合。ぼーっとしていると既に並び始めてますし、かなりの人数がいますので後ろに付いたら絶対にまともに走れないと思い。最初の年齢区分に並んだものの、スタートする前にするすると前に出ました。これが正解。

まぁいつもの通りにカウントダウンや「位置について」などのアナウンスがある訳ではなく、いきなり「ドーン」。来年は絶対に改善が必要でしょうね。規模に対してこのグランドを２周回すというのは無茶すぎる。最初のランナーがグランドから出て行く時には周回遅れのランナーと重なりますので、周回遅れからそのまま直ぐにグランドを出て行こうと思えば出ていける。勿論そんなことする人はいませんが、後ろに付いた人はまともに自分のペースで走れるようになるまでには相当な時間がかかったのではないかと思います。

まぁそういう私も１周目はやはり左右前後のペースに飲み込まれ、人を交わすようにし何とか２周目で自分のペースを確保できたわけですが。グランドを出て直ぐが１キロ地点だと思っていたので、時計を見ると４分をかなり回っていたように思います。一応キロ４分を目指し４０分台を何とかと思っていたのでここでロス。

ただ、これがロスではないことが３キロ地点で判明。３キロの看板が見えた時点でラップを取ると。１２分２９秒。予定より２９秒遅れ。単純に脚が遅いだけ（涙）

比較的走りやすい勾配のところで３０秒近くも遅れてしまったので、挽回できるか？と思ったのですが、４キロから５キロまでは急勾配の坂が待ってます。息を切らしながら何とか上りきって５キロのラップは２０分５８秒。約１分の遅れです。あ～もうダメ。というかこの調子で２年前の自己ベストかなざわ市民マラソン４２分２３秒を上回れるかも微妙。このまま後半落ちてくることを考えても、４２分台は必死です。

兼六園横を通って下り坂、前傾を保ち一気に駆け下ります。そのまま広坂の直線。知り合いにも声をかけて頂き何とか頑張れている。でも息はかなり粗い。そんな状況で金港堂の前を通過。この辺りで残り３キロなはず。残りを考えると少し元気になりましたが、その後犀川大橋を渡って広小路の上り坂がちょっとキツイ。

まぁここまで来たら根性ですわ。息は既に上がっていますし、脚もどうなのか？どのように走ったか、どのように考えて走ったかはあまり記憶がありません。９キロ地点、ラスト１キロの看板を見てラップを取ると３７分２７秒。いつもの通り５分を足して４２分？もうダメかとも思いましたが４分ペースのつもりで走っているのを思い出し、なんとかそのままスパート。

１００メートル以上はあると思います。坂を上がった時にはヘロヘロなのと、もう坂道を上がることはないあとはスタジアム勝負ということで最後の走り。ここからは疲れていてストライドも伸びていないだろうと思いピッチに変え、スタジアムに入って並走していたランナーと負けん気比べ。そのおかげで前の人を抜くことができ、最後はどちらが先にゴールしたか分かりませんでした。ただただ必死。



そしてゴールのタイムは。

最後の１キロのラップが４分００５９秒。まぁ坂もありますが頑張っても４分切れていない。自分の時計で４１分２７秒。何しろ疲れましたわ。本当に１０キロは秒単位になりますので、一瞬たりとも休むことがない。気力も体力も限界。

しかし、２年前の４２分２３秒の自己ベストから見ると約１分の記録更新になった。この１分の更新の為にどれだけ努力しただろうか、だから本当は嬉しいはずなのですが、もう少しいけなかったか？と考えるとかなり辛い。せめてあと３０秒。１キロにつき３秒速く。また来年もあります。

その後友人の３キロの応援に、路上へ。

背後からスタートした様子を撮影。彼も初めてのレースですが練習の時よりも２分近くも短縮して無事ゴール。

それぞれが思い思いのレースを楽しめた１日でした。明日からも頑張ろう。とりあえず今日はビールを飲む！

参加された皆さん本当にお疲れ様でした。今日も長文にお付き合い頂きまして有難うございました。

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