正解!

Chikaさん良くぞ調べて頂きました。正解です(笑)写真あるのがフラワーホールです。別に商品のうんちくが好きなわけではないですけど(笑)しかし今のファッション業界うんちくのある商品が売れているみたいですよ。日本のファッションも100年前は勿論着物を着ていたわけですから、洋服に対する歴史がない。それで着こなすにはその背景だとかを改めて知る必要がある、それでもともと研究熱心な日本人ですから色々な背景を調べるようになるわけなのでしょうけど。

一つChikaさんのコメント(コピペ)の中で「ラペルのフラワーホール(バッジを付ける穴)」とあります。もともとはフラワーホールであってバッチを付ける穴ではないのですから、分かり易いように書かれたのだと思いますが、バッジを付けるところでは本来はないはずです。

ダイアナ妃のことがあって、あまり印象の良くない・・・?チャールズさん。この方はかなりの頻度でこのフラワーホールに花を挿しております。チェスターコートにも花を挿している写真を見たこともあります。まさに英国紳士でございます。


それでこの穴にいつからバッジをつけるようになったのだろうか?これが分からないのですよ。会社のバッジ、お役所の人。弁護士。代議士。全てここにバッジを付けております。もともと花を付ける場所にバッジをいつごろから付けるようになったか?調べてみたいものです。

以前にあるIT関係のイベントにIT業界の方の服装のチェックをしてくれと言われて、その会場に一室を用意して頂き、来場者に服装の相談やチェックをさせて頂いたことがあり、その時にたまたまここはフラワーホールと言ってもともとは花を挿すため(本当のもともとはChikaさんの書き込みにありましたように第1ボタンの名残ですが)にあるのですよ!とお話させていただくと、いや会社から必ずここには社章を付けるようにと言われてますからとの答え。

確かに知らない人にとってはここはバッジを挿すための穴だと思っているかと思います。

昔、誰の時か忘れましたが日本の首相が議員バッジをせずに国会に入ってきて、入った後にそれに気が付き、その時のコメントがテレビから流れていました。「良く議事堂通してくれたな・・・?」まぁ一国の首相ですから警備員もうっかりということがかえってあるのかもしれませんが。日本においてはまさに、この穴はフラワーホールではなくてバッジホールなのです。

私のIT企業のイベントのこともそうなのですが、せめて会社を終わった時くらいこの社章を外して社員であるよりは一個人に戻ってもらいたいと思っています。以前びっくりしたのがお通夜の席で喪服にとある団体のバッジをしてきた人がいたりもしました。
そこまでバッジで誇示しなくてはならないの?って。ファッション関係の企業ではあまりといいますかほとんど社章を付けている会社は見かけないですね。全てではないですが、大きな会社になるほど社章というのが存在していますが。会社に忠誠でも誓わせているのでしょうか?

そこで提案です。これは日本経済新聞のファッションのコラムにも書いてあったのですが、今の日本の企業風土から社章を無くすのは無理、議員バッジを廃止することも無理、それならば社章の裏側を花模様にしませんか(笑)アフター5は社章をひっくり返して呑みに出かける、まさにリバーシブル社章。ひっくり返した社章はカーネーションとか!ひまわりにすると弁護士さんになってしまいますが。

それを実施した企業はまさにファッション大賞に値すると思いますけど。