ノータイ・ノー上着Ⅱ

こんにちは!

こんなに盛り上がった投稿は初めてなのですが、私のところに送られてきましたメルマガにはマナー論まで飛び出し、洋服を着ない方が時代にあったマナーとか・・・

マナーというのをそう解釈されてしまうとどうしようもありませんが、先日亡くなられた石津謙介氏、私も知らなかったのですが、「TPO」(時、所、場合)」と言う言葉を考えられたということ。まさに新たな「TPO」の基準を求められているくらいに、私の職業から言うとそんな感じです。

羽田さんが提唱した「省エネルック」はまぁあれはあれでって感じだったのですが、省エネ・ノータイ・ノー上着が国会内(委員会で本会議は別)での正装(私はやはりスーツだと思いますが)というマナーを超えるマナーになってしまったのですから。本当に全員ノータイで臨むのだろうか?

やはり、人に会う時、そして国の中枢である国会ではマナーという意味ではスーツ着用が義務、今の時点で義務という言葉が強いとするとマナーという言葉になるのだと思います。それよりも省エネを優先させなくてはいけないという理由なのは分かりますが。しかし脱げばいいというのもあんちょくのような気がしないでもありませんが。

日本の場合は今のファッションとは後から入ってきたものですが、基本がありません、基本とは文化ということです。何故スーツがそういう形になったかや、何故ネクタイをするのか?とか。ですから覆すのも簡単なのでしょう。

職業によってはクリエイティブな感覚を演出させる為にノータイで自らを演出する方もいらっしゃいます。例えがいいかどうか分かりませんがライブドアの堀江さんとか、デザイナーさんなどもどちらかと言えば一般的な装いをされているより、ちょっとひねってあった方が「いい仕事します!」という感じが出るのですが。

それでは、政治家に求められるもの。第1番に「誠実」であること。じゃないかな?と思います。最近の政治家にはクリエイティブさも私は必要だと思いますし、アイディアをもった人でないといけないと思いますが、「誠実」であることは第一条件だと思います。「誠実」が一番かどうかというのもその人その人によって考え方は違うと思いますし、私としてはせめて着ている物は誠実な雰囲気をかもし出すものであって欲しいと思いますが。その「誠実さ」を演出する為にはスーツが一番無難だと思います。無難という言い方は失礼かもしれません、ノーネクタイでも誠実に見えると言われてしまえばそれまでですし。

色々な角度で考えると面白いと思いますが、国会内で今一番の優先事項が省エネということですね。

さて、国会開催中みなさんどんな格好で出てこられるか楽しみです。案外無難な装いで登場されることだと思いますよ。どうせなら、国民から人気投票してもらえばいいと思いますが、せめてサイトだけでも。小泉首相のメルマガ使えばそれは可能だと思います。完璧なマーケティングができますね(笑)

これは国会内で終わりになればいいと思います。あの羽田さんの時の省エネルックのように・・・