こんにちは!
Cool Bizで大騒ぎな世の中ですが、私は一番安くてヨーロッパのファッションの本質を触れられるのはタイだと思います。
ネクタイは工業製品ではありませんし、イタリー製のある程度の値段のものになりますと、本当にハンドメードです。洋服でハンドメードといいますと、20万以上、フルハンドになりますと、40万近い値段になりますが、タイの場合は1万5千円から2万円くらいで手に入ります。
しかも、どんなに日本や、中国が頑張ったとしてもイタリー製のタイに追いつくのはまだまだ先というか難しいのではと思います。
どうしてあんな風にふんわりと作れるのか?料理でたとえると素人が作った玉子焼きとプロが作った玉子焼きみたいな違い・・・う~んちょっと違いますかね。いいネクタイは空気を含んでいるかのようにソフトにできているのですよね。
写真はタイの小剣の裏の部分(ネクタイの太い方を大剣、細い方を小剣といいます)ひょろっと出ているのは、ネクタイを裏で止めている糸の最後の部分です。ネクタイを締める時は割りと力を加えますが、そのねじりやテンションをこの糸の余裕の部分で補っています。
よく、いらない糸だと思って切ってしまわれる方がいますが、大事な部分ですから気をつけて下さい。玉子焼きの空気を調整する部分ですから。
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