脱腸外科医のランダムキック

こんにちは!

今日は大阪に出張でした。とにかく暑かったです。これからの出張は暑さとの戦いです。ってちょっと大袈裟ですけど。

出張のいいところは、以前のBlogにも書いたように刺激になるといったこともありますが、往復5時間の電車の中、睡眠時間は約1時間(笑)後の4時間を考え事や読書にあてられるからです。そこで今回の読書。

実は当店のお客様から頂いた本。頂いたと言ってもお客様自身が執筆されお持ち頂いた本です。私初めてサイン入りの本を頂きました。

浅野周二先生執筆の「脱腸外科医のランダムキック」これで10冊目で初めてのフィクションだそうです。

脱腸外科医とありますが、執筆もされますが実際にお医者様です。初のフィクションとありますが、帯にある言葉を書きますと「初のフィクションで笑いに挑戦!? 病院とその周辺を舞台に知事、医学部教授、お役人、看護学生、デザイナーが繰り広げる医療の珍世界。思わずニヤリ!」とあり、浅野先生を存じ上げている私にとってはフィクションではなくリアルか?とも思いながら不思議な気持ちで読んでしまいました。

Blogこそノンフィクションですが・・・この本の文中にダックスフントが出てきます、実際に片町でダックスフントを連れて散歩をされているところを見たこともありますし、実際に主人公と同じように町の真ん中、金港堂の近所にお住まいですし、奥様も出てきますが奥様もお医者さんですし・・・

ただ、金沢弁が頻繁に出てくる本もあまりありません。内容は冒頭は笑いですが、半ばを過ぎると病院内の人事のゴタゴタ話などがあります。U県立中央病院とありますが、本の最後に先生の経歴が記載されていまして、実際に石川県立中央病院小児診療センター室長を歴任されております。知事の名前は犬飼知事ですが、登場人物には谷本という名前があったりで、私の頭の中ではフィクションとノンフィクションが入り混じってしまいました(笑)

私がレビューを書ける訳でもなく、これを書くことによって決して宣伝にはならないと思いますし、逆にイメージを悪くする可能性もありますが、本の中に、丸い顔に黒い眼鏡をかけた「染宮」という名前の洋品店の主が前のチャックを開けたままで御通夜の席で主人公に挨拶をするというシーンは、長い顔で黒い眼鏡をかけた「宮谷」という名前の洋品店の主が前のチャックを開けたままで御通夜の席で主人公に挨拶をするシーンではないな?と変な被害妄想にかかってしまいました。

本の各ページには写真にあります主人公(本にあります絵からも言って浅野先生そのままなのですが)が懐かしいパラパラ漫画でサッカーボールを蹴っている様子が描かれております。もしよろしかったら購読してみてください。

ちなみにこちらとかこちらとかこちらからお買い上げできるようです。