こんにちは!
大阪に来年の春夏物の仕入れと、この秋冬物のタイの仕入れに向かっています。
商品仕入れと郵政民営化と何となく似ているような気がします。商品を仕入れる時は売れるかどうか分からないものを仕入れます。売れると確信がある訳ではなく、これなら売れるだろう!と言う商品です。(必ずと言うことはないので売れるかどうかは分からないと書きました)今年の売れ筋の動向とそして展示会でのファッションの流れ。そしてお客様の顔。流行そのものが日々変わっていっているので、お客様にそれらを理解して頂きながら販売をしていきます。ファッションは生鮮食品みたいなもので鮮度が大事です。以前にも書きましたが、ダブダブも流行ればピチピチも流行る。そしてプリントが全盛だったシャツの柄も無地やストライプが流行しているようなことです。それらを判断して仕入れをしますし、お客様に理解を頂きながら販売を致します。
以前に行政からご支援を得てある事業を行ったことがあります。まず、計画書を出しそれらに関わる経費を算出して補助金の申請をするのですが、一年の事業終了後検査があり、当初の計画通りいかなければ補助金の返金となります。所謂修正がなかなか困難な訳です。途中で修正をする場合はそれも申告する必要があります。ただし大幅な変更は難しいようです。
仕入れの場合は予算と言うのはありますが、商品が売れるかどうかは感性だけが頼りです。もし売れなければ売れるように努力するしかありません。売れないと言うのは商品が悪いのではなく感性が合わないだけですから、努力のしがいもあります。
商品を仕入れる時は「売れるであろう」で仕入れます。入荷してからは半年間売れる為の軌道修正です。
郵政民営化。成功するかどうか?やってみないと分からないのでは?民主党も反対している訳ではないようなので、この際は「売れるだろう」ではダメなのか?売れなかったら軌道修正を行い売れるようにしたらいいと思います。世の中の商人(あきんど)はみんなそうしているような気がするのですが。軌道修正ができないのならその仕組みから改善すべきです。
民営化すると言うことは運営(経営)を委ねると言うことですから、経営者は「売れるだろう」から「売ってみせる」に変わるはずです。経営するのは政治家ではないはず。社長になる人の意見は出てきません。
さて今日の仕入れ、本当に売れる商品があるだろうか?(汗)郵政よりも我が社です。
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