シャツとジーンズ

こんにちは!

昨日のエントリでジーンズの上にはT-シャツではなくて、シャツというお話をしましたが、それをいかにまとめるかは、シャツとジーンズではなくて、靴とベルトだと思います。

もし、とても非常に上質、いやここでは上質である必要もありませんが、雰囲気がマッチしたシャツとジーンズを合わせても、ここでスニーカーを履いたのでは学生みたいですし、靴への配慮はやはり下駄から靴に変わってわずかな日本人には欠けているところだと思います。

特に北陸は冬場は足場が悪いですから、男性の靴に対する意識が欠如しがちです。

革靴でもソールがゴムのようになったものもありますし、そういう靴を履くと全体のイメージもより大人の雰囲気になります。靴が決まるとベルトです。以前のエントリでもお話をしましたが、ヨーロッパでは靴屋さんにその靴と同じ素材で作ったベルトが売っております。日本の場合は靴は靴屋さん、ベルトは洋品屋と別れておりますが、素材を同じくする必要はありませんが、靴の雰囲気に合わせたベルトを選択すべきですし、ベルトと靴が決まれば全体にしまった感じがします。

私は個人的に言いますと、T-シャツの上にシャツを上着みたいに羽織るスタイルは嫌いです。というのは、だらしなさ過ぎる。大人のカジュアルと言う気がしない。羽織るのは羽織るスタイルのカバーオールというアイテムがあります。すそを出してもいいけれども、ボタンをとめてそして裾を出して欲しい。(セクシーに)どちらかと言うと最近のトレンドはよりタイトになってきていますので、シャツもジーンズの中に入れてすっきり見せた方がいいと思います。そうなるとベルトが非常に大事なポジションになるのです。

シャツはドレスのものをうまくカジュアルにコーディネートすることもひとつのテクニックですし、ボタンダウンみたいなものを着るのも一つのスタイルでしょう。

写真のような白のシャツを上手に着こなせるようになったら上級者かと思います。こちらのシャツは白のブロード生地のワイドスプレットの衿型の衿先にサテンをあしらったものです。

ここまでくると時計は?という話になりますが、私はどちらかと言うと、スーツにダイバーウォッチや、とにかくやたら大きな時計をするのはどうか?と思っております、スーツの場合はやはり革ベルトのドレスウォッチがいいと思いますが、こういうジーンズにシャツという場合は少し大きめのクロノやあまり上品とは思いませんがROLEXでもいいかと思います。

ただ、ここはシンプルなシルバー色がいいとは思いますが。

イタリアの青年がというお話を先日のエントリでしましたが、以前ミラノの郊外のあるデザイナーのショールームに行った時にそのデザイナーの息子さん(20代前半だと思います)がリーバイスの501に白っぽいシャツを着てROLEXをはめていました。ジーンズなのにとても清潔な感じがしました。

その当時はリーバイスの501がイタリアで非常に流行していたはずです。

昨年からの秋冬のイタリアの流行ですが、ジーンズに上はとても上質な素材、例えばカシミヤのジャケットなどをコーディネートするのが流行のようです。

みなさんもトライしてみてください。

最後にジーンズが似合うスタイルを維持するか?も重要な要素になるかと思います。
皆さん一緒に走りましょう!