大か小か?

こんにちは!

ずーっと前から商店街はいかに活性化したらいいか?郊外にできる大型店にどうやって対抗していったらいいかということが話題になります。

ここにきて、戦略は明確化してきたというか、インターネットの普及により、小さい企業でも多くの利益を上げるところが出てきました。と言うか特殊な技術を持っていればネットと言う市場は商店街という狭い商業エリア、マーケットだけではなく、より大きなマーケットで自らの技術を買ってくれる顧客を手に入れることができるということです。

大型小売店舗の合併や統合、買収が続いていますが、大きなところも大変なようです。大きなところは小さいところと戦っているかと言えば、逆に大きなところ同士で戦っているのが現状ですし、大店舗の横で繁盛している魚屋さんもあるかもしれません。

何故今日はこんな話題かと言うと、当店がシャツ生地を仕入れている生地屋さん。こちらなのですが、ホームページは完全にB to Bのページです。この会社、今まで沢山あった生地屋さんがほとんどなくなっている中、全国のシャツ屋さんが訪れる会社。あの有名なシャツ屋さんもあのセレクトショップもって言う感じなのですが、何故そんなに沢山のお客様を持っているか?先ず一つに小回りが聞くことと、これが企業反映の要素とはいえないかもしれませんが、雰囲気がいい。そして企業の構成している方々が全て親戚、おばあちゃん、社長、社長の兄弟、その奥様と子供さんたち、訪れると全てファーストネームで呼び合っている。イタリアのファクトリーみたいな感じ。他が無くなっていったからこの企業がある訳ではなくて、残る必然性があったからだと思います。

我々のような小さなシャツ屋さんに特化して専門店としてやってきて規模も拡大していかなかったことが、勝者となったのだと思います。

企業も顧客も二分化する中、小さいところの生き方と言うのはそういうものだと思います。大きなところが反映しても残る価値のある企業は残っていくのだと思います。

そういう会社にしていきたいですね。

今日は遠田さんのお話を聞いて、その後忘年会となる予定です^^;