最近は、スーツやジャケット、そしてコートにそのブランドネーム以外に生地ネームが付いていることが多くなってきました。その生地自体がブランド化している訳です。
スーツ地で言うと、スーパー100とかスーパー120と言うのは糸の番手のことですが、それで生地の良し悪しを計る基準にもなりますが、それ以外に生地を作っているファクトリー自体がその生地のグレードを示すことにもなります。
今日ここにご紹介する生地はイタリアの高級生地を製造するファクトリーです。
先ず最初にロロピアーナ。イタリアを代表するファクトリーで、多くのメーカーに生地を供給しています。
次はエルメネジド・ゼニア。こちらは生地のメーカーでありながら、最近は洋服自体も作っているようです。
そして、アンニョナ。ロロピーアーナとともにイタリアを代表する獣毛メーカーですが、どちらかと言うと婦人物のコート生地などが得意なようです。当店ではマフラーがあります。
スーツの裏生地をご覧になって見てください。もしかするとこれらの生地ネームが付いているかもしれません。
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