シャツだけではなく、家具、建物、文具、パソコンに至るまで物を製造する為にはそれに見合ったデザインが求められます。

シャツの場合のデザインと言うのは意外とシンプルで、既存のものに少し変化を付けたものが認められる場合の方が多いのです。(体験・経験から言うと)衿の付け方を少し変えたり、縞を通常は縦に走っているものを、ちょっと横に走らせてみたり。ほんのちょっとの変化でとても表情が変わる場合が多いのですが。

偉そうなことを言いますが、私の場合でも成功例はほんの数例。毎回、毎回そんなデザインがないものかと思いアンテナを張り巡らせているつもりなのですが。
今回のシャツもそうです。衿をバイアスにとるまでは今までもありました。今回は衿の羽根と衿台とを方向を変えてバイアスにとってみました。
スーツにノーネクタイで開けた時に一番目がいく首元に変化を見せるのが、お洒落、いやセクシーかと(笑)
衿の羽根の芯地もとても柔らかいものにし、ソフト感を出しました。タイを締めることもできますし、ノータイでも着用可能な雰囲気のものにしました。作業するには結構手間がかかったようですが、デザイン的にはちょっとの変化です。さて、お客様に認められるでしょうか?
イタリア・アルビニ社製生地使用 ¥17,850-(金港堂オリジナル)

とその話はこれくらいにして、その子供の学校関係の方からこんなものを頂きました。野口宇宙飛行士のサイン入り色紙。私の名前も入っております。H2ロケットの打ち上げを見に行った時にお願いして頂いたようです。凄い!
またまた今日も挑戦→

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