男はロマンを持たなくてはいけない。と教えられました。

当店は40代以上のお客様が多いのですが、先日来店されましたお客様96歳。娘さんと思しき方(娘さんと言っても70代かと思いますが)とご一緒にこられてシャツを買っていかれました。当店へのご来店の最高年齢かと思います。

仕入れのコンセプトはちょい不良オヤジ(笑)ですから決しておじいちゃん向けの商品を売っている訳ではないのですが、いつまでも意欲のあるお客様にご来店を頂くということはうれしいことです。

もう一人のお客様、こちらの方は昔からのお付き合いで、今年78歳。どちらかと言うとシックでモノトーンを中心としたお洒落をされる方で、好きなネクタイはARMANI。いつもこのお客様とお話をさせて頂くと、「この洋服着てどこどこ行こう。」とか、「あそこに行く時にはこの服がいいなぁ・・・」とシーンを連想されてお洒落を楽しんでおられます。なかなか男性のお客様でシーンを連想しながらお洋服を選ばれる方は少ないということをお伝えすると、男は死ぬまでロマンを持っていなくては駄目だ、洋服だけではなくビジネスにおいてもロマンが必要だ。私は死ぬまでロマンを持っていく!と強いお言葉。

こんなの着てどこ行く?と言う方もいらっしゃいますが、それでは確かにロマンがない。想像がない。恐らくそういう事はビジネスの上でも一緒で大切なことだと思います。まだまだ現役で頑張られるようです。また頑張ってほしいと思います。
お歳のことをお話するると以前もちらっとブログに書きましたが、当店近くの割烹のご主人。先日お伺いしたら99歳で調理場に立っておられました。

そのお店に来られるお客様も拝むまでではありませんが、握手をされていかれるお客様、陽気に話しかけているお客様が沢山いるようです。12月で100歳を迎えられるとのこと。100歳の調理人の料理も食べてみたいものです。

やはり男は年ではなく、やる気とロマン、夢を描くことが大切なのかも知れませんね。

今日の1曲:私のiPodの中から ハイファイセット : 幸せになるために

昨日は8位今日は何位?