と言うことで365日360日スーツを着ておられる方も多いと思いますが、日曜日でもスーツ姿でご来店される方がいらっしゃいます。隣の奥様はカジュアルなのに・・・さすがジェントルマン!と言えばそれまでなのですが。
4月になると新入社員や一年生の姿を多く見かけます。これは新入社員と名前と書いてなくても分かりますよね。それって何故かと言うと、スーツも制服も着こなしきれていないからだと思います。今までジーンズやTシャツで過ごしていたのに急にスーツを着ても着こなすには時間がかかるのでしょう。やはり毎日着ているものはそれなりに似合ってくるものですし違和感もなくなります。
それとは逆に大きな会社の社員旅行になると、みんなカジュアルな格好をしているのですが、若い人はジーンズや綿パンで生き生きとしているのに、どうもおじさんのカジュアルはパッとしません。恐らくおじさん達も若い時はそうでも無かったのでしょうけど、スーツ姿が板に付いたと言うか、スーツしか着なくなったからでしょう?急にカジュアルな装いをしたところで体にフィットするのは難しいでしょう。そういう着こなしきれていないおじさん達はゴールデンウィークの行楽地に行くと必ずいらっしゃいます。
今日私の友人が「この格好のままでスーパーとかにも行くわ」とスーツ姿で一言。
まずい現象です。
本人がスタイルを変えてみようと思っても周りが反対する場合があります(家族とか)そして着なくなる。ますます同じスタイルになる。スーツしか着なくなる、スーツしか似合わなくなる。と言う悪循環に陥ります。
また、スタイルを変えられる場所と変えられない場所もあります。例えば冠婚葬祭の時は良いものを着ろと言われます。それはみんな黒を着ているからです。黒は素材の良し悪しが比較的分かりやすい色合いです。ですから、みんな黒を着ているステージでは単純に良い物か悪い物かが分かりやすいと言うことです。また最近はセレモニー会館などでの葬儀が増えましたし靴を履いたままな場合も多いので、靴も良い物を履いているか、またTPOに合っているかということがとても重要になってきております。
大人の夜の社交場。金沢で言うと「片町」のクラブやスナックですが、高級な店になればお客様の年齢も上がってきますし、着ている洋服はほとんどがスーツになると思います。これは冠婚葬祭ほどではないにしろ同じアイテムで勝負(勝負しているかどうかは人それぞれですが。笑)している訳ですから、ちょっとスタイル(ステージ)を変えてみるのも戦略の一つです(何の戦略?)当店のお客様に会社はスーツ。夜の街に出かける時はジャケットに替えられ、スカーフや小物でアクセントを付けて出かける方がいらっしゃいます。そういう方はスタイル(ステージ)が違いますからその時点で差をつけられます。クールビズが始まると一緒になってしまいますが、今ですとまだスーツにノータイにチーフで演出するだけでも他の人とは違います。
ファッション雑誌に出てくるモデル。何を着ても似合う。似合うのはモデルの容姿が素敵だから?それもあるとは思います。しかしそれ以上に色々なものを着ているからそれぞれにあった着こなしを知っているとも言えます。だから何を着ても似合うようになるのではないかと思います。お洒落とは個性も大事ですが色々なバリエーションを持っているのも一つの要素だと思います、自分で決めつけることなく色々なものに挑戦していくのも洒落者になれる一歩かと思います。
明日からあなたもモデルになれる!(モデル並みの着こなしはできる)
昨日も4位。皆さんに感謝。今日は何位?
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