季節感を出すには素材が大事。ネクタイだってシルクばかりではありません。

洋服の素材には、ウール・コットン・リネン・ポリエステル・テンセル・その他、最近では竹だとか紙だとかも洋服の素材として注目されておりますが。基本的にはウール・コットン・リネンなどが天然素材としては代表的なものかと思います。

そのウールにもカシミヤがあったり、タスマニアウールがあったり。またリネンと言っても、ラミーという素材があったり。コットンに関してはエジプト綿・海島綿(かいとうめん)など色々あります。

ネクタイはオールシーズン、シルクですので、基本的には素材で季節はありませんが、やはり、春や夏になると白っぽい色合いが中心になりますし、黒がベースのタイでも中の柄は白抜きになったりと季節感が出てきます。昔は紗のネクタイ(スケスケに粗く織ったもの)などもありましたし、織り方で変化を付けたものもあったのですが、最近はその手のものは少なくなってきました。どうでしょう20年ほど前だったら冠婚葬祭の黒のタイも夏物と冬物とを分けてされているかたも多かったのではないでしょうか?

現在でも夏素材として残っているタイの素材は、シルク×麻、シルク×コットンなどがあると思います。なぜシルクをミックスさせているかと言うと、麻やコットンだけではやはり皺になったものが戻らないからです。

タイもシルクであるのは、1日締めていてもクルクルと巻いておけば元にもどりますし、仮にポリエステルですと一度締めて皺になったものは自然に伸びることはありません。

素材感で季節を演出するのはタイもシルク×麻のものを取り入れるといいかと思います。
写真のタイ ルチアーノバルベラ ¥18,900-

本日の1曲 私のiPodから 今日はお休みします(笑)

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