先日の出張の際に雑誌「LEON」の見出しに引かれてつい購入・・・不良オヤジは”スケテロ”シャツで「乳リッチ」・・・という訳の分からないキャッチ。
所謂夏場の透けるような薄い生地のシャツがこの夏はトレンドであるというような生地ではなくて記事でした。
実際5~10年ほど前は世のジェントルマン。夏にはボイルと呼ばれるスケスケのシャツ生地でオーダーをされる方がとても多かったのです。毎年夏になると麻のシャツを新調される方もいらっしゃって、形状記憶のシャツなど着ている若者のどうしてそんなシワシワのシャツを着るのか?と言われて憤慨するジェントルマンもいらっしゃいました。
今はクールビズと言われますが、空調も良くなった事と、透けているというのはいやらしいという世間の目から夏場になってもボイルのような薄い生地を着る方はどんどん少なくなっているのが現状です。
ところがこんな「LEON」の記事があり、たまたまその前に見に行ったあるメーカーの展示会ではまた透けるような生地で夏のシャツを作っていましたし、リバイバルといいますか今度はこんな生地がまた流行するような兆しも・・・?と思ったわけです。
私は麻素材の透けるのは許されることだとは思いますが、当店のにある素材の透け具合をちょっと今日はご紹介させて頂きます。
←最初にでましたのが、ベルギーの麻の生地少し厚めでどちらかといったらしっかりした印象があります。透け具合30%程度生地の風合いからいうと半袖で、ざっくり着るとお洒落だと思います。
←次にイタリーの麻素材。透け具合40%これくらいですと、あえて長袖で素材感で涼を演出できます。暑いからと言って半袖にするよりは、ここは長袖で素材を変えてクールビズの演出を行うのがジェントルマンかと思います。
←最後に綿のボイル。当店では一番透ける素材です。透け具合70%!ここまでくると本当に乳首は透けます。男性でもベージュの下着を着用する必要があるかも。
ここまで透ける生地を色っぽく着こなせるにはそれなりの体型と男性としての力量が必要かもしれません。
今年はスケスケで勝負しますか?
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