季節感の演出に秋色のシャツ生地でオーダー。オーダーシャツは季節の演出ができる♪


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さて、お盆の今日はいかがお過ごしでしたでしょうか?金沢は暑い一日でした。でもお客様の声も「お盆も明けたらもう秋だしね・・・」などと洋品屋にとってはうれしい言葉をかけて頂くのですが、残暑が例年通り続くのでしょうねぇ。ただ夏のセールはやっていますが、お客様も早い方はそろそろ秋物入った?とか嬉しい言葉をかけて頂きます。

オーダーシャツ屋ですから、今からオーダーをお願いできれば、9月の頭くらいには出来上がります。シャツ生地自体は秋だからといって急に厚い素材に変わるわけではないので、通年着用できる生地で少し秋色を取り上げて頂くと、人よりも早く秋を演出することができます。写真は先日入荷しました秋物のシャツ生地のサンプル帳です。今年は黒い生地も目立ちます。

本来四季のはっきりしたここに住んでいる日本人と言うのは季節感を表現するのがとても上手であったと思います。勿論今でもそうなのでしょうけど。和室のある家ですと掛け軸を替えたり、気温はまだ高くても装いだけは秋にしたものです。

どんどん季節感が失われていくのは悲しいことですし、そういう文化の伝承がなくなってくることはとても悲しいことだと思います。自分が率先してやるのは勿論ですが、そういうものを感ずることができる人間にならなくてはいけないと思います。

食べ物にしてもその季節その季節に取れたものを本来ならば食するべきですが、ファーストフードなどは季節感の表現が乏しいかと。まぁ夏になれば何て言うのですか?商品名を挙げれば簡単なのですが、ジュースを半分凍らせたような飲み物。いや溶けかけのアイスクリームと言えばいいのでしょうか?そうそれです。しかも夏になると週限定でスイカ味何ていうのもファーストフードで出てくるじゃないなどと言われてしまえばそれまでかも知れませんが。

まぁ何れにしてもどんなアイテムでも気温とは別に「暦の上では」と言うように暦にあった季節感を演出したいものです。


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