ヨーロッパへ行くと店頭にはとてもカラフルな色合いのシャツが並んでいます。これはヨーロッパだからと思っている人もいるかもしれません、そう言う私も以前はこんな色や柄は日本では売れないだろうと思っておりました。日本もようやくヨーロッパに近づいてきたようで、男性も華やかな色を着るようになってきたようです。当店があえてこのようなカラフルなものを仕入れている訳ではなくお客様のニーズに答えていく、そして全国的なシャツ屋さんの売れ筋を把握していくとこんな綺麗なシャツ生地が揃うようになりました。白は白でおうとつ感のあるものが人気のようですが、お客様の手元にはもう既にブルーの無地やグレーの無地などはあるのでしょう。ブルーやグレーでも表面変化のあるものはまだありますが、それ以外で人気があるのはこのような色合いが中心となります。
金沢のような裏日本（裏と言うな）いや日本海側ではどうしても冬場はダークな色合いが多くなりがちですが、今年はかなり明るい色合いも人気が出そうです。コートやスーツがダークですからね。
それと、クールビズの影響もあり、タイを外してもやはり格好よく決めたいという要望もあるのだと思います。シャツに存在感があると、冬場でもタイを外しショールやマフラーで演出する方法もありますから。
今年の秋もシャツは楽しい着こなしが期待できそうです。
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