LINVINジャケット。フランスのお客様との会話

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商店街で商売をやっておりますし、一応観光地と言うことで海外からのお客様も時々ご来店を頂きます。多くはアジアの方が多いようですが、欧米の方も。英語で話されると見た目ではどちらから来られているか分からない場合が多いのですが。

本日は早朝から靴下を求めに来られたお客様。どちらの国かは聞きませんでした。午後からは男性の方が当店の店頭に飾ってあります、フェイクレザー(人工皮革)のLANVINの茶色のブレザーをご覧になっております。さりげなく近づいて話しかけると(勿論英語で)プライスと素材を確認されました。その後その商品を着ていただいたのですが、肩や着丈や胸囲はぴったりなのですが、袖丈が足りません。やはりヨーロッパの方はリーチが長い。

LINVINブランドですが、ブランドはライセンスで製造は日本。体系的には日本人向けに作っていると言うことでご理解を頂き、しばしお話をさせていただくと(勿論英語で・・・笑)フランスから来られたと言うことで、LINVINと言えばフランスのブランド、しかし日本だけではなくヨーロッパでも今はアジアの製品が多く、中国やインドで生産したものにLINVINのタグを付けて販売していると言うようなこと、そしてやはり以前に比べるとクオリティに問題があるなどと言うことをお話されておりました。

どこの国でもアジアの製品は蔓延しているのですね。と言う日本も昔はそうだったのですから。今では日本製と言うとクオリティの高さで勝負はできますが、輸出を始めたころはどうだったかは分かりません。昔の日本のように今はアジアが輸出で国が潤っている訳で、今後この状態が続くと日本と言う国としての戦略を考えていかなくてはいけない時代ですね。

写真の商品は文中のLINVINのジャケットではないのですが、ソフトツィードのジャケット。背バンドも付いておりまして、ちょっとクラシカルなデザインですが、衿を立てるとその裏には合皮が貼ってあり、ステッチはWL(ダブルL)のLINVINのモチーフが描かれています。商品のクオリティも勿論そうなのですが、こう言う見えないところにもデザインされているところがブランドたる所以なのでしょうか?
¥97,650-(本体価格¥93,000-)

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