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地域によるファッションの違い。
今日は大阪出張でした。最近はインターネットの普及、情報の共有化により地域の差がなくなってきているのは事実だと思います。地方都市も都会でもファッションの差は随分少なくなっています。また交通の利便が図られ地方でも容易に都会に出ることができますし、ネットでも洋服を買える時代になりました。
何だか大阪のあの派手なイメージがなくなったような・・・逆に言うと地方と都市の差がなくなったということでしょうか。大阪まで個性を失いつつあるようです。これは私の主観ですので実際は違うのかも知れませんが。
金沢は昔からファッション的には優れた都市であることは間違いありません。今ファッション都市構想と金沢市も言っておりますが、何よりの証拠に昔?今でもあるのかな?「アンアン」という女性雑誌の都市のファッションを比較する企画で取り上げられるところは、福岡、大阪、京都、東京、仙台、札幌、そして金沢だったと思います。新潟が入っていたかどうかは覚えていませんが。しかもこれは女性のファッションですので、男性に当てはまるかは別問題です。しかし、人口的に言っても一番小さい都市ですがそれでも取り上げられていたということは金沢の女性のファッションセンスはかなり高いと言えると思います。
情報の共有化が進んだ時代こそオリジナルティが求められるのだと思います。地方としてのオリジナルティを出す為には、昨日のブログにもあるように洋服の選択を主観的に選ぶようにするのが良いと思います。どうしても小さい都市ですと他人の目が気になります。それでは個性がない。自分が好きな洋服を自分の好きなように着るのが個性を大事にする一番のことだと思います。
当店のホームページに当店の会長がテレビで放映されたビデオがあります。最後の一言に「自分で選ばないと駄目ね」と言っていますが、まさにその通り、奥さんや他人任せでは個性も何もありません。これからは個性の時代。個性は人それぞれですから。
ただし、最低限のルールは必要かと思います。ルールを守れとは言いません、ただルールを知っていてそれをも超越するのと、知らずにルールを破るのとは違いますから。昔ジョルジョ・アルマーニがこのようなニワンスのことを言っていました。実際の言葉とは違うかも知れませんが。「トラディッショナルな洋服を作ることは素晴らしいことだと思う。ただそれだけでは面白くない。」と言うような言葉だったと思います。何を言いたいかといいますと、ベースにあるルールを守って更にそれを発展させる所に個性やお洒落が存在すると言うことです。こういう時代だからこういう時代だからこそ面白い時代なのかも知れませんね。
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