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雨の金沢です。この雨からようやく秋らしい天気になってきそうです。気温も下がってきますから、今までのようなスタイルではちょっと寒いかも知れませんね。逆に言うと何を着ていいか分からない季節ではなくなり、冬のスタイルでいいわけですからその方が楽かも知れません。
さて、私のような年齢、いやもう少し若い40歳前後くらいからどんなスタイルをしていいか分からない人って結構出てくるのだと思います。
例えば我々の年齢ですと、20代の時(20年ほど前)、そうファッションにも非常に興味があった時代にはトラッドが全盛でしたし、そのころのファッションのイメージが非常に強く現在も影響していると思います。私もトラッドショップに勤めていましたからトラッド、トラディショナルな洋服に対してはある程度は理解しているつもりでおります。ただトラッドと言っても不変的な訳ではなくその時の流行に応じて変化しているのは間違いないと思います。仕事に家庭に忙しくて、トラッドと言うベースだけを引きずったまま流行に鈍感になり、気が付くと今のファッションは何か違うな?と感ずる世代でもあるかと思います。これは皆さんに当てはまる訳ではなくて、逆に若い時に自分はお洒落だったと言う人の方が多かったりもします。
私がトラッドを理解していると言うのは、基本的にはルールなのです。トラディショナルな着こなしこそ、一定のルールを守って着るファッションだと思います。そのルールの上に乗っかっていてこそお洒落を演出できるのだと思います。ですからトラディショナルな着こなしが身についている方はそこに現在の流行を加味するだけでぐっとお洒落になるに違いないと思います。ベースはトラッドそして今の流行のスタイルやシルエットを取り入れると言うことです。基本的にはちょい不良おやじであろうが何であろうが、着こなしのルール、ベースにあるものは一緒なのですから。流行が変わって、黒の靴を履いているのに茶色のベルトをすることはないと思います。
そして、年齢がある程度になってくると「何か違うな?」と感ずることに質もあると思います。社会的地位もある程度上がり、そして自分では気づかなかったけど(私もそうですが)年齢的にもそこそこいっている。とある日気づいた時に、特にオフタイムの時に学生のようなトレーナーにジーンズでいいのか?と気づく場合もあるかと思います。やはりこれも20年前更にちょっと前にVANのトレーナーが流行した名残なのでしょうが(トレーナーと言うのはVANの故石津健介氏の造語。本当はスェットシャツ)それでは何を着たらいいのか?ということですが、カジュアルウェアとスェットシャツなどのスポーツウェアとは本来着る場所が違うはずでありまして、この季節ですとセーターやシャツなどになっていかなくてはならないかと思います。
逆に若い人に多い傾向はどうなのか?これは私もそうだった(若い時)のですが、基本的にはそんな高いものは買えない。しかしお洒落をして目立ちたい。何か人と違うスタイルをしてみたい。という人が多いと思います。我々中年?いや年だけは立派な中年からみたら変なスタイルだな?と思うことが多いと思います。これは基本的なルールに則っていない場合。またはルールとか関係のないスタイル(コスプレ)など。に多いと思うのですが。それ以外に良くあることでアクセサリーなどで差を付けようと考える若者。例えばスーツにブローチみたいのを付けたり、やたら手などにアクセサリーや指輪などが多かったり。その前に例えば靴のグレードを上げて磨くとか、スーツのパンツの折り目を綺麗につけておくとか、そちらの方が大切であるのではないかと思います。ルールと綺麗に着るという着こなし術さえあれば本来ならばアクセサリーなどは必要のないものだと思います。
今日は長々となりましたが、この辺りで。実はちょっとヒマだったりします(汗)
地下オーダーシャツサロンの生地の並べ方をちょっとだけ変えてみました。またオーダーのご要望がありましたら、是非、是非当店へ。宜しくお願い致します。
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