とうとう、一年の集大成であります、金沢市民マラソンの日がやってきました。一昨年初めてそしていきなりこの金沢市民マラソンの10キロの部に走ってからマラソンの虜になり、それ以来ずーっと走り続けております。
今年のマラソンは、10キロはこのレースで2回目ハーフは2回。その他リレーなどもありますが、金沢市内であるレースには一部を除いてほとんど参加したことになります。
早朝5時に起き、目玉焼きを作ってロールパンと一緒に食べました。そしてゼリー状のスポーツドリンク。ストレッチをし早朝のテレビ番組を見ながら時間がくるのを待ちます。早朝のテレビは何故か釣り番組が多い、日曜日だと言うこともあるのでしょうけど・・・ファミリーの部の3キロにも次女と参加する予定ですが、スタート時間が1時間ちょっと違うので寒さも考えて後からくるようにと言い自分が先に自宅を出ました。気合充分です。
市営グランドに続く道を行くと毎年の光景ですが、かなざわ市民マラソンのフラッグが見えます。色々なレースがありますが、やはりスタジアムからスタートできると言うのはいいもので、またそのスタジアムに帰ってくるというのは達成感も違います。多くの高校生や一般の方のボランティアで成り立っている訳ですから走ることに対して感謝しなくてはと思います。この写真を撮っていると知り合いの方が自転車で横を通りました。この方ともマラソンで良く顔をお見かけするのですが、「ブログの写真ですか？」と。見ていらっしゃるのですね・・・ホホホ(笑)
天気が悪い悪いといいながら雨はあがっていました。スタジアムの観客席からのライトがとても綺麗に見えます。例えばオリンピックなどもそうなのですが、テレビで見ていると解説者やアナウンサーが試合を盛り上げるように語ってくれるものですが、実際のレースなどは淡々と進むもので、受付をしゼッケンを付け、気が付くとスタート10分前。アナウンスが入り、スターと地点まで進み、「スタート3分前」と言うコールの後、いきなり「ドーン」でスタート！となります。
毎年走っていますから色々な人と仲良くなれます。スタートするまでは挨拶ばかり(笑）応援に来てくれている人、レースに出る人。こんな瞬間もマラソンをやっていて楽しい時間です。写真は無理やり私が走らせた？メンバーです。写真の写り方は一番私が情けなそう・・・「やる気」と言う写真写りは他のメンバーの方が充分のようです。
それでレース結果ですが「ドーン」でスタートしましたが、出だしは失敗しました。勿論タイムを狙っていたので飛ばしました。しかも目一杯。前回のハーフの場合はとにかく自分のペースをと思い、そのペースを維持しながら周りの様子は気にせずに走ったのですが、今回は飛ばしました。最初の1キロでもう息が上がり気味です。これだけレースに出ていると、いつもレースで見る人は必ずいたりします。前回の百万石ロードレースのハーフで中盤まで一緒に走った人を見つけ、このままこの人のペースで進むとタイムは遅くなるかも？と思いペースを上げました。何が辛いかというと、自分ではいっぱいいっぱいで走っているのにそんなにタイムが上がっていないことです。2キロ地点でもキロ4分以上でかかっていますがとにかくこのペースで飛ばします。
2キロ地点過ぎの橋を渡り見通しの良い直線道路になる時にはいつもは先頭が見えないのですが、今回はしっかり先頭を捉えることができました。そのまま石引の坂を上っていきます。この時点通常ですと何人か抜いて行くのですが、走っている位置が早い、いや私のスピードと同じレベルの人のグループの中で走っているのですから抜けません。むしろジリジリとこちらが下がってくるくらいです。
そのまま肩を動かし足を前にして中間地点の21世紀美術館前でラップを取ります。「21分46秒」キロ4分20秒くらい。ハーフでもキロ5分を切って走っていた訳ですから後半ペースが落ちることを考えるとちょっと遅いかと思いました。
後はひたすら頑張るだけです。残り２キロ地点で気持ち悪くなり、そしてゲップが出そうで出ないようになり、咳き込みました、汚いですがゲロ吐きそうに。「ウェ～」何て言っていましたから近くのランナーと沿道で応援していてくれた人にはかなり迷惑だったかも知れません。
最後の坂を上ろうとした時もやはりこの時点でも同じようなスピードのランナーばかりですから抜けません。何度も練習した坂なのに逆にペースを落とし気味だったかも知れません。
ラストスパートと思いますが、周りの選手全てラストスパートしている訳ですから、順位も変わらずそのままスタジアムに、応援の方の声援が背中を押してはくれているのですが、背中が重たい。何とかペースを維持してゴール。
手元の時計では43分09秒。今年の3月の10キロ45分50秒より「えっ？」2分以上アップ？と言う結果になりました。日頃会う方には4５分台切りと言っておりましたが、実は43分前半を狙っていたのには間違いありません。自分としての口約は果たせたのですが、レースの展開としてはどうなのか？と言うことに、10キロはイーブンペースでゴールできた時に記録が出るといいますから、前半5キロのペースとほぼイーブンペース。自分の気持ちと逆に後半少し伸びたようです。今年の10キロ走り終わりましたが、これ以上伸ばしていく自信はありませんね。1年良く頑張りました。これで今年は最後のレースいや、この後ファミリーの部があるのだった。
ちょっと長いですがお付き合いを。ゴールしてようやく息をしているような私でしたが、次女を見つけてファミリーの部のスタート地点へ向かいました。10キロは8時スタートでしたのでゴールした時刻は8時43分、ファミリーの部は9時6分スタートですからまだ時間はあります。事前に受付を済ませておき、既に頂いていましたゼッケンを付けた別のTシャツに着替えて娘を連れて別のスタート地点に向かいます。
これも列をついてゴールの方に導かれながら「ドーン」の音でスタートです。最初は快調に走る我が娘、途中で苦しそうな顔をしてきたので、スピードを緩めます。3キロ中1キロを過ぎた辺りで「お腹が痛い」と言い始めます。「何食べてきた？」と走りながら聞くと、「スポーツゼリーとバナナとメロンパン」・・・「アホかぁ？食い過ぎやぁ！」「だってママが食べないと力が出ないって」「うそこけぇ～！」と相成った訳であります。
そこからは歩いたり走ったり、段々と「がんばれ～」の声が大きくなって、最後から2番目でゴールイン。「足や手は痛くないのだけどお腹が痛い」と言っておりましたが、レース後は流石に寅年のB型。天真爛漫。まぁ良く言えばポジティブ。「3キロが40キロくらいに感じたわ(笑）」と言いながら笑顔です。「まぁ良いわ、来年頑張ろう」と言うことで今年のマラソンは終了しました。
さて、仕事を頑張ります！
生地の連絡をお待ちのお客様もいらっしゃいます。シャツの発送もありますので、午後から頑張ります。
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