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ブログを書いていると、コーディネートについて書いてくれ。と言われることが多いのですが、このコーディネートに関しては何度か書こうとしましたが、漠然と書けと言われても、その人その人によっても違うと思いますし、キャラクターもありますし、それよりも何を主体にして合わせていくのかが分からなければ書きようが無いというのも事実です。
時々このジャケットに合わすシャツやタイ、スラックスをと言うことで一つのアイテムをご来店時に持ち込んで頂き、それに対してコーディネートをすることはありますが、漠然とコーディネートと言うのは書くには難しいものでございます。
しかし、ちょっと考えてみました。自分はどうしているか?
先ず、色。上から下まで靴も含めて3色以内に納める。またこれは当たり前のことだと思いますが、柄物を着た場合、これはストライプのシャツやスーツなどを含めての柄物と言う意味ですが。柄と柄を組合すコーディネートはしない。ストライプのスーツにストライプのシャツを合わせる場合もありますが、この場合はストライプの間隔を違ったものにする。更にタイは無地っぽいものを合わせて全体に締りを出すと言うやり方をします。
後、上下のボリューム(シルエット)を統一する。最近ですと着丈の短いジャケットが多くなってきていますが、着丈の短いものには細いシルエットのパンツを合わすとか、インナーのセーターなども着丈の短い薄いものを着用するとか、全体のボリュームを考えてのコーディネートを考えます。本当は流行と言うものは色や柄よりもシルエットに色濃く出るものです。逆に言うと最近買ったものばかりでコーディネートする場合は、シルエットはあまり気にすることはないのかも知れません。ただここにちょっと前のものを加える時は全体のボリュームのバランスを考える必要があるかも知れません。靴もそうです。裾巾と靴の形状とか、微妙な部分と言うのはかなりあります。パンツを買ってそれに合うシルエットの靴がなくて履けないということは実際ありますから。今も1本あります(笑)
写真のコーディネートはネイビーのカシミヤ混のジャケットにメリノウールのピンクのポロセーターにピンクのマフラー。スラックスは上品に合わせるならグレー。ピンクとグレーは相性があいます。ただ、ピンクのポロセーターにピンクのマフラーをコーディネートすると言うのはとても勇気のいることかも知れません。が、何故海外のウィンドウを見ると素敵か?と言うのはこういう思い切ったコーディネートを前面に出しているからだと思います。まあこのコーディネートの上に欧米人の顔をくれば不思議ではないコーディネートなのかも知れませんが。基本的には全体の色合いを3色以内でまとめるというルールの沿ってコーディネートするのであればこれは守られています。このピンクがグレーだったら普通の人と言うことになりますが。単品で派手なものを持ってくるよりは、こういう色合いのコーディネートでちょっとビビットな色合いを使って普通とは違う。と言うお洒落が私は好きです。
「男がピンク?」何て仰っているあなた。今シーズンの金港堂のシャツ生地の売れ筋NO1はピンク系でした。これ本当です。今までピンクが残っていたのに、ピンクが先に売れ始めています。世の中の流れでしょうか?
つたないコーディネート講座でした。失礼致しました。
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