Thomas Mason トーマスメーソン 140番 シャツはブランドではなく生地で選ぶ。

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連休の大雪の予報も外れて金沢市内は穏やかな午後を迎えております。皆さんいかがお過ごしでしょうか?本日お客様より金港堂のホームページからブログに飛ばないとご指摘を頂きました。リンクがお正月に内容を少し変えた時に外れてしまった様子です。大変申し訳ありませんでした。

お正月気分も抜けてシャツの工場も本格的に動き出しました。暮れにお受けしたオーダーシャツも少しずつ仕上げに入るところです。本日はトーマスメーソンの140番手双糸のオーダーシャツに白蝶貝のボタン付け。生地も色々ありますが、このトーマスメーソンの140番手双糸はまた格別の触りをしております。絹ごし豆腐なんてものではありません。絹ごしの触りに木綿豆腐の腰がある感じです。

10年以上も前は当店にも「〇〇と言うブランドはないの?」とかオーダーシャツにもデザイナーズブランドを求められましたが最近はまったく違います。「カルロリバで一度作ってみたいのだけど」とか以前は兵庫県からトーマスメーソンの生地扱ってますか?と言うお電話も頂いたことがあります。

情報が色々入ってきて、シャツの素材もお客様に分かって頂いていると言うこともありますが、オーダーですから主体はお客様です。例えブランドのオーダーシャツであっても、衿の形やカフスの形を決めるのはお客様であり、ブランドではありません。ましてやサイズはお客様の身体に合わせる訳ですから、ブランドよりも素材を重視されるのは間違いありません。それを的確に表現できるのがブランド(オーダーシャツ屋)だと思います。

例えばイタリアやイギリスやフランスのブランド(具体名は避けますが)そのブランドが生地を織っている訳ではなく、私が扱う生地のファクトリが作っていて、そこにネームを入れている訳ですから、余計なコストがかかる訳です。一部のブランドのほんの少しの数だと思いますが、ブランドネームを生地の端に入れて織らせているのは見たことありますが。

お客様も名前だけで買う時代ではなく本質を見分けて購入する時代となったのだと思います。お客様のニーズにお答えできるように頑張っていきたいと思います。

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