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昨日、東京マラソンを見てどうしてもまた走りたくなった私は、昨日締め切りの金沢ロードレースにネットを通じてエントリしました。しかも無謀にもハーフを。どうせ走るなら10キロ走ってハーフにすれば良かったと思うよりも例えタイムが悪くてもあとから後悔したくなかったのでハーフを。
そして夜久しぶりにジムに行って、前回の記録を見ると1月31日からジムに行っていない。3週間も開けて走り始めたのですが、インストラクターからは「足細くなってますねぇ~」などと言われながらもやっとやっとで10キロ。何とか一月でハーフ走れる身体に戻します!
さて、本題。昨日の続きなのですが、エスプレッソマシーンを持って帰った私ですが、約20年前勿論、そして恐らくその当時日本でエスプレッソを出すような店もそんなに無かったと思います。そしてイタリアンレストランなどに行けばあったのかも知れませんが、そんな所に出入りする身分でもありませんでしたし、喫茶店といえばまだサイフォンやドリップで「本日のお勧めはキリマンジャロ」何ていう喫茶店がほとんどだったと思います。
当時住んでいたのが京都。最初に普通のコーヒー豆で入れてみましたが、当然普通のコーヒー。何が違うかは直ぐに豆だと判断できたので、バイクに乗ってあっちこっちの豆屋さんに行き、エスプレッソの豆を買い求めたのですが、「おじちゃん、エスプレッソ入れるのはどうしたら
ええの、豆はどんなん使ったらええの?」その当時まだ京都ではエスプレッソの飲むという習慣というか、エスプレッソコーヒーの存在自体もメジャーではなくおじちゃんも「豆を細かく挽いたらええんちゃうか」などと適当なことをいいます。でも、学生ですから、それを信用して細かい豆を挽いてもらいました。でも結果は一緒でした。シューっと音を立てて出てくるものの、とてもあっさりとした、エスプレッソです。「細かく挽いたらいいんちゃうか?」なんて適当なことを言う店ばかりで、「イタリアンロースト」何ていう名前も知りませんでしたから、適当にやってみたのですが、結局美味しいエスプレッソを家庭で飲むという野望は果たせなかった訳です。
そしてその後東京で働くことになり、ある日上野に弟と待ち合わせをしていたところ、時間があったので丸井へ。地下売り場には良くある喫茶があって、そこには金色に光る、ちょうどこのPavoniを20倍くらいにした大きなエスプレッソマシーンが輝いておりました。時間が無かったのでエスプレッソを口にすることはなかったのですが、カウンターで座る貴婦人(京都から出てきた田舎者には東京の女性はみんな上品に見えました、例え上野であろうが・・・)が美味しそうにエスプレッソを飲んでおります。そこに売っている豆を見て初めて「イタリアンロースト」と言う豆の存在をしった訳です。豆だけを購入。早速、埃の被りかけていたエスプレッソマシーンで入れてみました。シューっとフィルターを通ってくるコーヒーの色が今までのものとは違います。「濃い!濃いぞ!」と思い。一口、口に入れる、「フ~ン、近い」と思いました。あのイタリアの香りが、いい感じだぞー!これでようやく私のエスプレッソ生活は始まったのでした。
実はこちらのマシーン既に4代目くらい。イタリアに行く度にお客様に依頼されたのも含めて何台か買ってきておりますからもう何台買ったか覚えていないのですが、やはり壊れるものでサーモスタットがおかしくなったり電源が入らなかったりで。
毎回毎回少しずつ進化をとげておりまして、最後に購入したこちらのマシーンはカプチーノの牛乳を泡立てる際には、通常ノズルを牛乳の中に入れるのですが、こちらのマシーンはナイロンのチューブを牛乳の中に入れてノズルを開くと、牛乳を吸い上げながら泡立ててくれます。形はずーっと変わらないまでも少しずつ変化をしているみたいです。写真は圧力計、「1」を示すくらいで丁度入れ時となります。それ以上はサーモスタットが働き上がりません。
以来毎日のようにこのエスプレッソを飲むようになっているのですが、今はどこでも簡単にしかもより美味しく飲める時代となりました。エスプレッソマシーンを持っているという価値もそんなでもないようになりましたが、今でも美味しいと飲んで頂けるお客様がいらっしゃいますので喜んでおります。皆さんご来店の際は是非お申し付け下さい。
このマシーンを一番安く買う方法。イタリアの空港から日本に向けて出国する時に免税店でたまに売っていることがあります。私も一台出国の際に買いました。ただボルテージだけは確認してください。コンセントの形状は何とでもなりますが、ボルテージが違うとそれは日本では直せないので使い物になりません。
二日に長々と分けて書きましたが、明日から通常に戻しますね。ただ水曜日の定休。ネタがあるか・・・
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