「GUY ROVER ギ・ローバー」の布帛衿のポロシャツ。衿型に注目。色っぽいです。

昨日の地震に際し本当に多くの方からのお気遣いのお電話やメールを頂きまして、心より感謝しております。当方は被害はなく通常通り営業をしております。ご心配を頂きまして本当に有難うございました。

本日も能登で被害に合われた方へ電話をしたり、現状を教えて頂いたりもしておりますが、怪我等はなくても家の中は大変な状況ということでした。余震もまだ続いているとのこと早く復旧、復興されることを祈っております。

少し離れた金沢では被害もほとんど無いようで、当店にも本日は天気が良いこともありお客様のご来店を頂いております。有難うございます。

さて、そんな中でも普通に宅急便なども届き、新商品も入荷してきております。当店は洋品屋、今風に言えばセレクトショップ。セレクトショップなんてカッコいい名前ですが、「あったりまえ」のことでありまして、商品をセレクトして入れているのが洋品店でございます。それぞれ店主や仕入れ担当の好みも反映してくる訳ですが、センスがいい悪いはその店の仕入れ次第となってくる訳です。お客様は一つのブランドを更に奥深く幅広いアイテムの中から見たいと言うのが願望でしょうが、それであればブランド一つのオンリーショップがある訳でありまして、何故セレクトショップかと言いますと、一つのブランドから更に特徴や個性のある商品を選んでくるのがセレクトショップかと思います。

今日入荷のこの商品「GUY ROVER ギ・ローバー」最近かなり有名と言いますか色々なファッション誌に取り上げられているイタリアのシャツメーカーでございます。多くはルイジボレリなどのオールハンドのシャツの次の価格帯にくるマシーンメードのドレスシャツが中心のブランドであります。ただドレスシャツになりますと当店のオーダーシャツがありますし、既製品なのに2万円を超える価格帯となるので、今回「GUY ROVER ギ・ローバー」から仕入れたのはポロシャツ。昨年は同じ型の麻のシャツを仕入れました。今年はこのポロシャツで衿とカフスの裏側に麻の布帛の生地を使っております。よくこんな色合いの生地を探してくると思うほど身頃の生地にマッチしております。

布帛の生地とニットを生地を組み合わせているところも特徴ではあるのですが、それよりもこの衿のカッティングにこのシャツの秘密はあります。衿ぐりが上に上げてありますので、ポロでも衿が開くことはなく例えスーツの下に着たとしてもとても綺麗に衿が立ってきます。それと、通常は衿の羽根と衿の台は生地を分けますが、このシャツの場合はそれが一体となりポロの前立ての部分まで繋がっております。例え第2ボタンまではずしてもつなぎ目が見えませんからとても綺麗に見えますし、また開いていきます。要は衿の布帛の部分はどこかで継いである訳ではなく一枚でできていると言うことです。

このあたりにこのシャツメーカーのパターンやカッティングの技術力が見えてきます。「GUY ROVER ギ・ローバー」のシャツは有名ですが、このシャツはこうだからここが綺麗と説明しているものも少ないかも知れませんね。このシャツのポイントはここ!と言うことで今回は「GUY ROVER ギ・ローバー」のポロを紹介させて頂きました。

GUY ROVER ギ・ローバー ポロシャツ ¥25,200-(消費税込)

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