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ちょっとの違いなのに値段が全然違ったり、そのちょっとの違いを出す為にコストがもの凄くかかったり、そのちょっとの違いを分かる人と分からない人がいたり。物とか商品と言うものはシャツに限らずそんなものかな?って思います。
例えばよく車の話題を出しますが、日本車は乗りやすく、故障もないけど味気ないとか、完璧だけでは満足しないものと言うのがあると思うのです。そこが味であって個性なのだと思います。静かでクッションもよく乗り心地がいいのだけど・・・。と言うのはそれが個性ではあるのかも知れませんが、一般的には個性がないということにも繋がります。少しぐらい融通が利かない方が乗りこなす楽しみもあるのかも知れません。恐らく洋服にしてもそんな所はあるのだと思います。着こなしてやろうと思わせる商品であるかどうかと言うことです。
タイトルが「洋服・洋品・シャツの味 既製品とオーダーシャツ。」とありますが、当店はオーダーシャツをメインとしてやっておりますが、オーダーシャツだけではありません。オーダーシャツをより良い物にする為にはオーダーシャツだけやっていてもいけないような気がします。個性ある既製品のいい所をオーダーに取り入れていく努力も必要なのかと。
このシャツ、PAL ZILERI のカジュアルラインのLabですが、ガーゼのような生地を使用しております。夏はほとんどが半袖になりますが、このような素材で真夏に長袖を着ると言うのもお洒落かと思います。むしろ半袖にジャケットはやめてほしい。スタイル的なものだけではなく、ジャケットの袖裏に汗がつく訳ですから、ジャケットによくない。シャツは毎日でも洗えますがジャケットは汗が付いたからといって毎日洗う訳にいかないからです。洋服の袖丈よりもシャツを1センチ長くと言うのはそういう意味もあります。シャツの袖が洋服の袖を守ると言うのも一つの要素かと思います。
生地も赤いストライプが麻の不規則な繊維のように白い生地に這っているような感じです。またこの生地にあったふんわりとした仕上げになっています。この仕立て方が「味」なのであります。割とやすっぽい白いつや消しのプラスチックのボタンも味と言えば味。確かにこのシャツに白蝶貝の高級感のあるボタンを付けてもちょっと違うような気がします。
オーダーにおいてもその風合い「味」を大事にした仕立てができるように、努力していきたいと思います。たかがシャツ、されどシャツ。ちょっとの違いですが、味や感性が違うのだと思います。
PAL ZILERI カジュアルライン Lab ¥31,500-(税込)
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