シャツにはポケットが必要かどうか?ポケットを付けてもペンは入れないで。

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オーダーシャツの仕様をお客様と相談しながら決めていく時に、シャツの仕様によってはポケットは必要かどうか?と言うことをお聞きすることがあります。お客様がオーダーされるシャツに何を求めるか?と言うことによって違うのですが。

シャツにポケットを付けるのは当たり前だ。それは当たり前かと思いますが、スーツの下にご着用されるシャツのポケットには何を入れるのでしょうか?タバコを吸われる方はタバコを入れたり。これもタバコを吸う方には必須かと思います。もしくはペンを入れたり。しかしスーツをご着用されるとスーツにはちゃんとしたペン入れとタバコ入れが付いています。

ヨーロッパのシャツではよくポケットの無いものを見かけます。ドレスシャツのポケットには何も入れない、入れないから必要がないと言うことなのでしょうか。タキシードの下に着るシャツは当たり前ですが、ポケットはありません。ポケットが付くとカジュアルシャツ、もしくはワークシャツと言う概念になるのかと思います。

何故そんな話を。と言うことですが、ペンをシャツのポケットに入れていてインクがこぼれて駄目にしてしまった。と言う話を聞くことがあるからです。実際、スーツを着ていて仕事をする。ビジネスマンにとってはスーツはお洒落着ではなく仕事着であることは間違いないかも知れません。

でも、今はスマートさもビジネス。特に人と接する仕事においては重要な要素であることは否定できないことだと思います。できればシャツのポケットにいくつものペンを挿しているよりも、さっとスーツの内ポケットにあるペン挿しからペンを取り出して頂ければと思います。シャツのポケットにペンを入れる時には充分注意をして下さい。


写真のシャツは逆に本当のカジュアルシャツ、そしてデザインはワークシャツ。ポケットにステッチをあててペン挿しにしております。素材もコットン50%リネン50%とワークシャツにしては非常にデリケートなシャツですが、洗いざらしで綿や麻のパンツとコーディネートして頂ければと思います。ただ決してこれがビジネスウエアになることはありません。カジュアルウェアだからこそこんなデザインになっている訳です。

MILENA イタリー製 ¥21,000-税込み

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