インターネットとコミュニケーション。洋服もコミュニケーションツール。

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インターネットの普及により、コミュニケーションの手段も手紙からメール。情報発信もチラシからホームページへ。またブログなどへと変わっていっております。販売手段も店頭販売などの対面販売からネットでの販売などの違う手段が増えてきております。

当店もそして私もネットを使っての販売とそしてブログを使っての情報発信を行っていますが、それが頻繁になればなるほど難しいと思うことはお客様とのコミュニケーションです。

WEBでご注文を頂きその商品をお納めするまで何度かメールのやり取りをさせて頂くのですが、後で読み返してみると何だか薄っぺらく心が通っていないような文面だなぁと思ったり。表情が無い文面にいかに表情を載せるかなどと感じております。まだまだ足りない部分もあると思いますし、そのように感じておられるお客様もいるのではないかと思ったりします。申し訳ありません。

世の中がデジタル化すればするほど、コミュニケーション能力が高くないと対応できなくなってきているのではと最近思います。個人の能力が高くないとネット上では商売はできないのでは?単に商品を選んで買い物籠に入れてクレジットで決済であれば仕組みですみますが、当店の場合はお客様とお話をしながらシャツのデザインなどを決めていきます。ですからメールの返信には失礼がないようにと思いながらも、まだまだ勉強と言いますか人間を磨かないといけないと思います。

逆に言うと人と会える時、対面販売ができる時というのは表情も見れますし、本来ならば一番容易にコミュニケーションが取れる訳です。メールでは人物が分からない分楽なのですが、対面の場合は第一印象も含めて着ている物や容姿がその後のコミュニケーションに大きく左右されるのは間違いないと思います。ネットでのコミュニケーションでは例え裸でメール売っていてもお客様には分からないですけどね。

さて、ここで洋品屋としての本題に入るのですが、人とお会いして最初に顔を見てその後着ている服を見て、第一印象が決まる。次のコミュニケーションとして通常は名刺交換となるのですが、時々名刺入れに運転免許証を入れてらっしゃる方がいらっしゃいます。その時点で多くの方は無頓着な方だなぁ・・・と想像されるでしょう。本来はそうでなくても。着るものは勿論ですが、持っている物一つをとってもその後のビジネスやコミュニケーションに影響を及ぼすことは大きいと思います。

名刺入れなどはポケットがいっぱい付いているとか、機能面がどうのこうのと言うのは本来必要のないものだと思います。名刺が入る大きさであれば大体同じ大きさになる訳ですから。後は素材感になります。私はSEAL SKIN(あざらしの革)の名刺入れを使っています。あざらしと言ってもも普通のカーフよりも少し艶のあるだけですよ。

写真の名刺入れはコードバンの名刺入れ。オイル シェル コードバンといって馬のお尻の部分の革をなめした後にオイルを加え更に、水染めで仕上げ自然の風合いと使い込むと更にしなやかさと光沢を発する革なのです。第一印象を良きものにする為にはこういう小道具も必要なのかも知れませんね。 ¥9,450-

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