仕付け、躾け、しつけ、が必要なのは洋服か?

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MIXIと言うSNS(ソーシャル・ネットワーキング サービス )をご利用の方も多いかと思います。所謂ネット上のコミュニティーサイトですが、その中のコミュニティーでスーツのことを皆さんで語っているコミュニティがあります。私のようなそれを本職としている人ではなく学生であったり、男性女性にかかわらず会社員であったり、主体的客観的にスーツに関して述べているコミュニティなのですが、そのコミュニティのトピックスで「スーツ姿にはこれは勘弁してほしいのですが。 」と言うトピックスがありまして、これを読んでいるととても面白い、人はスーツ姿の人を見ながらこんなことを思っているのか?と笑いながら読んでおります。その中で・・・

スーツがよれよれだとか言うのは当たり前として、一番多いのはダークスーツに白い靴下。地方では電車よりマイカーなのであまり見ることはありませんが、スーツに漫画の本とかスーツにリュックとか、それとスーツにスニーカーなど。ベルトと靴の色がバラバラや。女性などは気を付けていて意外と男性で無頓着なのはスーツの時に持つカバンですね。布地のものよりもきちっとしたビジネスバッグを持って欲しいともあるようです。スーツにジャンパーと言うのもありました。見られていないと思っていても見ている人は見ていてそれで勘弁して欲しいと思っているようです。その中で上から下までびっしり決めているのにコートの後ろにバッテンの仕付け糸が付いたまんまと言うのがありました。「これは勘弁して欲しい」の中に仕付けを解いていないと言うのを入れられるのは可哀想かな?とも思いますが。言っていることは基本的にはスーツを着用する時の当たり前のことから外れていることを書いてあるので特別なことではないと思います。スーツ着用の時はちょっと気を付けられたらいいことも書いてありますし、人はそんな風に見ているのか?とも思いますが逆にそう見られないように注意をしなくてはいけないとも思います。

本題は「仕付け」に関して「躾け」と言うと子供の躾けと言う話になるのでしょうが、今日は洋服の「仕付け」

仕付けと言うのは洋服をオーダーする時に仮縫いと言うのがありますが、その際に仕付け糸でとめてあったりもします。後は新品の洋服にはポケットなどの仕付け糸を施していて開かないようになっています。これは特にインポート物は仕付けのテンションも強く完全にポケットをふさいで開かないようにしているものを見かけます。スーツのポケットなどは本来は物を入れるべき所ではないので(内ポケットではなくフロントのポケット)仕付け糸は外さないで下さいと言われるお客様もいらっしゃいます。インポートの洋服など仕付けが強いのは輸入の際に型崩れを防ぐ為のものでもあるのかと思います。

それ以外に写真のような仕付けは「誰も袖を通していない新品ですよ」と言う意味もあると思います。まぁデモンストレーションと言えばそれまでなのですが、商品を大事に扱っている証拠でもあるのだと思います。

話を戻しましてコートの裾に付いていたバッテンの仕付けですが、これもまさに、誰も着用されていないと言うことと、型崩れ防止の両方だとは思うのですが、本来であればご購入されたお店で外しておくべきでは?とも思ったり。ご本人がしらないうちにネタにされているのも可哀想かなと思った次第です。

今日はちょっと蒸した雨の一日でしたが、街の真ん中ではこんな雨も汚れを洗い流してくれるような素敵な一日です。最近は店内の照明がとても明るいお店が多いですが私は店だけではなく家の中もできればこういう赤い明かりで過ごしたいと思っている一人です。

写真は店前にぶら下がるライトを店内から撮りました、当店は丁度横断歩道の前なのでバスが停まると中からウィンドウを覗いてくれる人が多いのです。店頭のライトとその向こうに雨でいつも以上に緑を増した木々が梅雨入り?とも感じさせてくれる今日でした。

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