ズボン、パンツ、スラックス。裾はどうやって仕上げています?

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父の日まで毎日カウントダウンをさせて頂きます。あと10日。お父さんへの感謝の気持ちを17日日曜日に表現して頂ければと思います。当店をご利用して下さい。という訳ではありません(笑)

さて、ズボンと言うか、パンツというかスラックスと言うか、私などはもう1本パンツができるのではないかと思うくらい裾を途中で切ってしまいますが。

さて、その裾なのですが、裾のフィニッシュにも何通りかあります。通常のシングル、そしてダブル、そしてジーンズカット(ステッチ)そしてフォーマルウェアなどのモーニングカットなど。

普通は裾上げをしてお渡しを致しますから、上がった状態でしかお客様はご存知ないかと思いますが、店頭での商品はまだフィニッシュしていない訳です。

お客様とご相談の上どのような裾の形状でお渡しするかを決定するのですが、写真の左側のストライプのパンツのようにデザイナーと言いますか企画段階でどのように裾を上げて欲しいか意図しているものもあります。左側のパンツは既に裾がフィニッシュされた状態で販売されており、フィニッシュされているからと言ってそのまま履けるような足の長い人は少ない訳ですから、ここは企画者がこのような裾で仕上げて欲しいという意図がある訳であります。

特にこのパンツはコットンなのですが、雰囲気は流行のスーツ柄にありそうな濃紺にピンストライプの柄です。普通に仕上げると割りとフォーマル感が出てきますが、あえて素材を綿にしたところと、カジュアルな感じでフィニッシュして履いて欲しいということから、恐らくこのようにステッチで仕上げているものと思います。

逆に右側の綿麻のグレーのパンツ。これは仕上げられていませんね、ただロックミシンをかけた状態のままです。またこのパンツはシルエット自体も通常のフォーマルな感じの仕立てになっていて、紺のブレザーの下にフォーマルな色合いでカジュアルな素材で着崩すしたいと言った感じでしょうか。お客様のお好みでシングルにもダブルにも仕上げることができます。

販売する方としては、お客様の好みもそうですが、企画者・デザイナーの意図することも読んでお勧めする訳です。

ちょっと今日は真面目に。

あっ忘れておりました。パンツはパンツでもショーツ・短パンは切る必要はありませんね^^;

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