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政治が変わっていっても我々の日々の生活は急に変わるわけでもなく、本日もボタン付けの日々でした。
今日はある友人と商品の付加価値についての話をしていました。所謂パッケージを良い物にして付加価値を付けるとか、ネーミングだとか・・・
でも本当の価値とは商品自体にあるのではと思った訳です。。。
こちらのシャツ。このシャツはネットでの注文ではなくて、実際にご来店を頂いてお作りさせて頂きました。カンクリーニの綾織りの生地です。白のブロードにも見えますがよくご覧になって頂くと、斜めに織り柄が入っているかと思います。
衿は高めの5センチ、前衿の4センチ近くあります。白蝶貝を鳥足がけにて付けさせて頂いております。フロントの前立て部分は通常はステッチが入りますがインポートぽくステッチを入れずにすっきりとしたデザインで。衿台の高さを決めるにも時間をかけました。
最後にお客様「値段聞いてなかったけど、いくらですか?」
(私としてはお伝えしているつもりだったのですが・・・・)
「¥18,900-にボタン代が¥1,575-です。」
「それにいくらかかるのですか?」
「いやそれだけです」
「あれだけ好きなことを言ったのにそのお値段ですか?」
「はい、そんなに特別ではないと思いますけど」
とお客様との会話。
出来上がりに満足して頂き、そして金額にも満足していただいた。思っていたより安かったと言われることはパッケージも大事ですが、それ以上に商品自体に価値があるかがどうかが大事であるということを認識した次第です。今日はちょっと手前味噌な話になりましたが、満足して頂いて私も満足と言った一日でした。
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