H県0氏のシャツ

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こんにちは。猛暑の金沢でございます。本日4時から店の前は歩行者天国、これだけ暑かったら人は出てこられるのでしょうか?

涼しい所でパソコンのキーを叩いている訳でございます。ブログでも時々書きますが、最近はお客様の方が情報を沢山お持ちの場合もあるようで、生地のメーカーそして糸番手のご指定を頂いてのシャツの製造も多くあるご注文です。こちらの写真の商品。以前からネットで何枚もお作り頂いていますお客様のシャツでございます。いつも本当に有難うございます。

生地はトーマスメイソンの140番手。衿型はロングポイント、お客様より基本の形から更に後ろ衿台の高さや衿の長さなどのご指定、ご指示がありその通りお作りさせて頂いた訳で、オリジナルティの高いシャツになったかと思います。

上の写真はシャツのヨークの裏の部分を撮ったものですが、通常はここに洗濯ネーム(ドライネーム)と言いまして当店のオリジナルの織りネームにお客様のお名前をお入れしてお納めさせて頂く訳です。今回はお客様のご指定でこのような形に。先にも述べましたようにイタリアの生地と言うのは、日本のようにはっきりと糸番手を明示しているところも少なく、クオリティ見本を見ながら発注したりもするのですが、このトーマスメイソンに関しては、100番手と140番手とはっきりしておりまして、生地の糸番手に応じて、生地の織りネームも違います。こちらの生地はそのトーマスメイソンの140番手の生地の織りネームを縫いこみ、そしてその下に一文字イニシャルを入れたわけです。こちらもお客様のご指定でした。なかなかイタリアのシンプルなデザインの織りネームにイニシャルがマッチしておりまして、ご着用の際の一つの楽しみにもなるのではないかと思っております。

勿論、ボタンは白蝶貝4つ穴の4ミリ厚の高級ボタンを鳥足掛けにして付けさせて頂いております。

トーマスメイソンの140番手の生地はクオリティも高く、とても繊細で光沢のある生地(ブログの写真をご覧になって頂いても光っているのがお分かりかと思います)ですが、仕上げの段階で生地自体がしなやか過ぎて、うまくプレスができないと言うクオリティの高さから出てくる縫製やシャツの雰囲気を作る為の難しさも実はある訳です。

白の生地は現在国産のエジプト綿の100番、120番、140番、160番に加え。このトーマスメイソンの140番、更に糸番手が上がってきますと、スイスのアルモの170番手、そしてデビットジョンアンダーソンの200番手(入荷未定、今月末か?)がご用意できます。そこまで細いとどうなる?と言う感じでございますが、後は繊維の宝石カルロ・リバの170番手などがご用意可能でございます。シャツも極めれば色々な生地でお楽しみ頂けます。このトーマスメイソンの140番手は単に糸番手と言う数字だけではなく、何とも言えない触りの良さがあります。糸のテンションや原糸も違うのかとおもいます。

トーマスメイソンの140番手白お仕立て上がり¥26,250- 白蝶貝4つ穴4ミリ厚ボタン(オプション)¥1,575-

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