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皆さんもご経験があると思いますが、様々な招待状がお手元に届くかと思います。その際にドレスコードが書いてある場合があります。良くあるのが「平服でお越し下さい。」通常の結婚式ですと書いてないでしょうが、最近流行のレストランウェディングや会費制などの若干カジュアルな雰囲気のパーティーなどに書いてある場合が多いかと思います。
平服と言ってもパーティーですから、そこそこ華やかな雰囲気を演出があってもいいかと思います。こういう場合は招待する方からすると、あまり洋服に気を使ってもらうのも申し訳ないという気持ちがあるのでしょうけど、パーティー会場や参加される方のおおよその雰囲気から想像して平服と書いてあっても少し華やかな装いで行った場合が良い場合もあるかと思います。ただ新郎新婦より目だっても場違いだと言われるだけですから、その辺りも考えて。若い人は工夫しすぎてとんでもない服装になることが多いようですが、質の良いもを常識的に着るだけでもいいかと思います。着崩してそれなりに見えるようになるには相当なテクニックが必要ですし、靴くらいはこれでいいだろうと妥協するとその妥協したところだけ目だってしまう場合があります。
その他にレセプションなどでダークスーツでお越し下さい。と言う場合。これはレセプションですからフォーマルウェアとなるのでしょうが、一般的なビジネススーツで大丈夫かと思います。ダークスーツと言うのは濃紺やダークグレーのスーツを示すのでしょうが、無難なのは黒っぽい紺がいいかと。まぁここではあまり目立っても仕方がないと思いますので、スーツは大人しく、レセプションの後にパーティーが予定されているのであれば、Vゾーンを少し華やかにし、チーフの一枚でも挿しておけばビジネススーツと違った華やかさを演出できるかと思います。
あまりこういう招待状を最近見ることは少なくなりましたが「ブラックタイ着用で」と書いてありますと必然的にタキシードと言うことになります。一旦は根付くと思ったブラックタイでのパーティーも最近は少ないようです。
さて、今日はLANVINのベルベットのジャケット。
特にパーティー用のジャケットではありません。マオカラーにもなるようなデザインにはなっておりますが、通常のスタンダードな衿でタイをすることも可能です。今は衿を立てた状態にしておりますが、インナーは黒のタートルネック。タートルネックは折り返しの下側がグレーになっております。パンツはグレーのストライプが入ったものを合わせておりますが、これにストレートチップの靴を合わせると華やかな演出になるかと思います。と言ってもクリスマスパーティーのような時の装いですが。
こうやって書いていると分かるのですが、所謂主賓と言う人がいて、その人の為のパーティーと皆でワイワイガヤガヤというパーティーでは装いも違う訳です。勿論招待状が届くとなると主賓がいることの方が多いと思いますが。
色々なケースがあり、今書いたものに当てはまらない場合もありますが、招待されるパーティーや会の趣旨に合わせたコーディネートが必要かと思います。
ちなみに時々当店にお電話でご質問のある皇居での「園遊会」宮内庁のホームページに園遊会の写真が掲載されておりますが、女性は着物(和装）男性はモーニングがほとんどですが、写真を良く見ると羽織袴の方もおられるようです。ただし招待される方はそれそこそこの実績や社会貢献が必要かと思いますが。
ちなみにこちらに「最近の園遊会被招待者数」も掲載されておりました。2000名以上の方が毎回招待を受けられているようです。
写真のジャケット LANVIN￥８９，２５０－
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