タイトルはちょっとLEON調に決めてみましたが、LEONって最近聞きませんね・・・ブームが去ってしまったのか？「ちょい悪おやじ」や「ちょいモテおやじ」などとはもう言わなくなったのでしょうか？
最近仕事以外にやることが増えて、自分のキャパをオーバーしている宮谷です。年２度ほどあります。そんな時は何もしません（笑）お客様以外、仕事以外でメール頂いても返信していない場合もありますが、徐々にこなしていきますのでお許し下さい。
さて、概ねお洒落の趣向と言うのはいくつかに分かれると思います。
トラッド派、こちらには２タイプありまして、トラッドは３０年前から変わっていないと思えるくらい昔のスタイルを追い求めるタイプ。そしてトラッドと言いますかベーシックなラインは維持しながら新しいものを取り入れていくタイプの方。
そして派手系。とにかく派手なものが好き（私はトラッドベースの派手系です）。
それからストリート系？ジャージの上下で街を歩けるタイプ。
何でもいい系？とにかく何でもいい。トレーナーが好き。（トレーナーとはsweatshirt、所謂汗のシャツですから運動時に着用するものであって本来は街着ではないと思っております）
そしてずーっと一緒系、とにかくいつでも一緒。
まぁその他にも色々あるのでしょうが、ちょっと思いついただけで掲載しました。
方向がずれましたが、今日はVゾーンのコーディネートについてのお話をしたかったのでした。Vゾーンのコーディネートも人それぞれに趣が違っておりまして、派手目なタイでVゾーンを演出するタイプ。どちらかと言うと、同一の色合いでコーディネートしまとまりある演出をされる方。そしてもう一つ、ちょっと残念系。基本的にはVゾーンの演出の場合は、Vゾーンの明るさと靴の色合いも合わせて全体の統一感をはかる場合が多いのですが、Vゾーンは黒っぽいコーディネートをしているのに何故か明るめの茶色の靴などを履いていると残念と思ってしまう訳です。
さて、シックな演出は良いのですが、全く印象に残らないコーディネートはシックなのではなくて単に地味であるだけである場合も多い訳です。目立たないと言うか、目立たないようにしているのは良いのですが、どちかと言うとシックだけど綺麗なコーディネートだったな・・・と思われるのがベストかと。
先日Ermenegildo Zegna（エルメネジルド・ゼニア）のタイを掲載したところ好評を頂きまして、また入荷したら掲載をとのお話があり本日はErmenegildo Zegna（エルメネジルド・ゼニア）のタイを。
ダークネイビーのスーツにブルーのストライプ。このようなストライプのスーツって本当に最近増えましたが、実際のところ合わすネクタイは難しいものです。そこでこのようなドットの大きい柄と言いますか、小紋の大きめと言いますか、ストライプと柄が合わないような柄を選択します。全体の色合いはシックですが、織物ですから中のブルーが綺麗に光って見えます。色合いのコントラストは強くないのですが、非常に存在感のあるネクタイだと思います。
そして同じ柄で色違い。
こちらは紺の無地のスーツでコーディネートしてあります。シャツは上のスーツと一緒のグレー無地。こちらはベースは同系色ですが中の柄はちょっとパープル調。色の明るさを変えることなく色調の変化でタイの存在感を増すようにコーディネートされています。色合いが変わるとまた違ったネクタイに見えてきますね。
今日撮りましたスーツにはポケットや肩の部分に仕付け糸が施されています。仮縫い時などにこの仕付け糸は付いている場合が多い訳ですが、既製品の場合はまだ誰も手を通していない商品という証でもあり、まぁちょっとしたパフォーマンスでもある訳でございます。
この秋は渋派手（シブハデ）タイで胸元の演出をしてみませんか？
Ermenegildo Zegna（エルメネジルド・ゼニア） ネクタイ￥１８，９００－
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