一生ものって本当にあるのか?ビキューナーってご存知ですか?

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私は若い頃はトラッドショップに勤めていることがありました。トラッド、トラディショナルなデザインですからこう言うベーシックな物を買っておくと一生とは言わずともずーっと着れると思っておりました。その当時そのショップの店長からは10年で一回り、10年経たないと洋服の流れなど分からないよ。とも言われました。

そしてベーシックなものを買ってはいたのですが、それがずーっと着れるか?と言うとシルエットも変わるし素材も流行があるし、数年でやはり着れないものではなくて着たくないものに変わっていきました。

世の中のファッションの流れに敏感ではない方、無頓着な方、どうでもいい方にとっては、例えばジャケットなどは袖があって衿があって前にボタンが付いていればどれも一緒だと思う方もいらっしゃる方もいると思いますが、肩パットの入れ方や、ウエストのシェープなど、そして衿巾や衿のゴージラインなどは少しずつ変わっているもので、古いデザインのものはやはり分かってしまいます。

ですから一生ものと言われるものは少ないのは間違いありません。また一生着れる一生使えるものはある程度の価値がないと一生ものとも言われないかと思います。

前置きが長くなりましたが。本当の一生もののご紹介です。

その一生ものとはこちらのストールです。先ずはストール(マフラー)ですからスタイルや形の流行はありません。マフラーを巻かないと言う流行はくるかも知れませんし、日本が温暖化で亜熱帯になれば必要なくなる。。。そんなことは除いての話で、それでも真冬になればある程度は寒くなる訳で、女性などは本当に寒くなる前からお洒落としてストールをしております。

さてこのストールですが、VICUNA ビキューナーをご存知でしょうか?ペールーの山岳地帯に住むラマの一種です。ワシントン条約で保護されて入手が困難なウール素材です。

昔からビキューナーの毛はその柔らかさしなやかさからコートやストールなどの素材として使われてきましたが、山岳地帯にいるために捕獲の際は銃で撃って、その毛を取っておりました。その為にビキューナー自体が激減し、ペールー政府がその保護に乗り出しておりました。10年以上前にもビキューナー素材と言うのを見ましたが、それはワシントン条約で輸入が禁止される前の源毛を使用し、ほとんどがカシミヤとミックスされたものでありました。

数年前よりペールー政府がビキューナーの頭数が増えてきたと言うことで政府が管理をしておりました源毛を、イタリアの高級獣毛メーカーのAGNONA(アンニョナ社)そしてLolo Piana(ロロピアーナ社)にのみ卸すようになりました。

今回日本の商社がAGNONA(アンニョナ社)のビキューナーのストールを輸入することになり。貴重なこのビキューナーのストールをビキューナー色。そしてブラックの1点ずつ当店にも仕入れることができました。輸入に関しても日本の商社は数多くの書類を用意して通常の衣料の輸入よりもかなり大変だったと聞いております。

カシミヤミックスではなく、本当に100%ビキューナーのこのストール。まさに一生物と言えると思います。この機会に是非いかがでしょうか。

こちらの色はまさにビキューナー色。ビキューナーと言う動物はこの色をしていることから素材そのものの色を大事にした色合いです。

正直言いましてこのビキューナーのストールを触った後にカシミヤを触ると、カシミヤの感触が普通のウールに感ずるほどの柔らかさとしなやかさを持っております。

ビキューナーと言えばビキューナー色となるのでしょうが、実用面で言いますと黒の方が使いやすいかも知れません。

そしてこちらがタグ。AGNONAのロゴと一緒に刺繍されたビキューナーの動物も刺繍されております。間違いなくペルー政府が管理しているものとして「PERU」の文字も。カシミヤミックスではなく本物のビキューナー100%のこのストール。

さて、そのお値段は。¥199,500-(税込み)

ブランドのバックを我慢しても一枚いかがでしょうか?一生ものです。はい。

ちなみにこちらから販売をしております。

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