取材を取材?寒くなったらこんな生地でオーダーも。

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お世話になっております。昨日はちょっとファッションネタ。それに隠れるように長々とマラソンネタを書きまして、走ることが嫌いな方にとっては苦痛のブログだったかと思います。大変失礼致しました。

さて、金沢は雹(ひょう)まで降るような状態で急に冷え込んできました。雹(ひょう)と霰(あられ)の違いってご存知ですか?雹は直径5ミリ以上霰はそれ以下だそうです。今日のは雹だったのか霰だったのか?

寒くなると通常のシャツ生地ではちょと寒い感じもします。ただ基本的にはドレスシャツの生地と言うのはスーツの下に着用するもので、特別冬用のものはありません。多少は織り方などで厚いもの、薄いものはあります。ただ糸番手の細いものになりますと生地自体は薄くなりますから薄くなります。

スーツでもビジネス用のダークスーツもあれば、ちょっとお洒落着的なツイードやコーデュロイなどのスーツの下には綿の起毛素材のものをコーディネートするのもお洒落かと思います。

こちらのシャツ。イタリアはカンクリーニ社の起毛した綿の素材を使っております。

オリジナルカジュアルシャツ¥21,000-

その他起毛素材のシャツ生地はこちらでもご覧になれます。

本日は取材がありました。金沢倶楽部さん。いくつかのオーダーができるお店を取材されたそうですがシャツは当店ということで取材を頂きました。

実は逆に取材様子を撮りました。

まだ撮影に入ったばかりの写真です。色々お話もさせて頂きました。

何故今オーダーブームか?と言う話も。私が思うには、今は二極化と言われて高級ブランドも売れているようですが、バブル期から色々な高級ブランドに触れているお客様の中で、良い物を既に判断できる力のある人が、今までのブランド物を着せられていたと言う状態から、自分のよりオリジナルティの高い商品を求めていらっしゃる方が増えてきているのではないかと思っております。お店が商品をセレクトするように、お客様が上から下まで同一のブランドではなく、アイテムによって色々ブランドをセレクトするようになった、それの究極がオーダーではないかと。

シャツの場合は洋服のシルエットがよりタイトになり身体にフィットするものを求められていると言う追い風はあるとは思います。

ただ、身体にフィットするのはオーダーですから当たり前だとして、そして縫製技術の高さも同じように当たり前だと考えて、今述べた二つの要素は当たり前として存在していると考えて、それ以上に生地のクオリティの高さやオリジナルのデザイン性を求められている感度の高い人が増えてきている。いや存在していると言うのが「今何故オーダーか?」と言うことかな・・・と考えております。

これは一つの要素であって、まだ複数の要素があるのだとは思いますが、他にはないものを欲しがられているのは間違いないかと。

できるだけお客様の感性に答えられるように頑張ります。

ところで金沢倶楽部さんのClubismと言う本の取材とお聞きしたのですが、この記事が出るのはいつか聞くのか忘れました?今度聞いておきます。

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