既に新聞報道で金沢ネクタイの新柄が発売されているのをご存知の方も多いかと思います。当店でも扱っております。
このネクタイは金沢美術工芸大学の視覚情報デザイン専攻の学生の方々がデザインされたものであります。
最初に金沢ネクタイを発売される前に商品化される前の図案を見せて頂いたことがありますが、ネクタイには・・・と言うものも多かったようです。
前回発売されて現在も人気のある金沢ネクタイに「金沢弁」と言うのがあります。
金沢弁が色々とネクタイに描かれております。「きときと」「せんねん」「そうけ」などなど。
ちなみにこのネクタイ大剣の裏側に袋が付いておりましてその袋の中にこんな冊子も付いております。
先日とある方に金沢弁5段活用?決して5段活用ではありませんが、面白い表現を聞きました。
「しましまにしまっしまぁ」
「(写真の)ネガねーがんねーが」
「おとこおっとこにおんなおんなまいや」(ちょっと汚い言葉ですが)
その他にもありましたが金沢弁はこの辺りで。
このタイが評判良かったのはビジネスのコミュニケーションツールとして使われる方が多かったようです。
さて、今回の新金沢ネクタイは2回目と言うこともあり、デザインもネクタイの柄として考えられたものが多く、レイアウトや線の使い方など非常に考えられたものでした。やはり一般的なネクタイの柄とは少し違いますが、それでも大剣(表側)と小剣(裏側の細い方)をうまく使ったデザインをしてあったり、何よりも全体のバランスを考えて構図を考えてあるのが素晴らしく、話題性も勿論ありますが、ネクタイとしての完成度も高いと思います。
最近クールビズの影響もあり国内のネクタイメーカーは大変苦しい状況が続いておりますが、ご当地ネクタイのデザインが良い悪いは別としてこのように発想を豊かに考えて欲しいものだと思います。
新柄はショッピングサイトにアップしましたので、是非ご覧になって頂ければと思っております。金港堂のショッピングサイト
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