ミニマム世代、バブル世代、私をスキーに連れてって世代。

先日ラジオを聴いていると、最近の２０代の若者はミニマム世代、また生活スタイルをミニマムライフと言うらしいです。所謂生活範囲も狭く、車は不要で、ものはあまり欲しがらず、休日は家にいてお金を使わず。そんな生活をミニマムライフ。と言うらしいです。今は２０代よりも３０代の方がむしろお金を使うらしいとのこと。これは１０代の時にどういう生活、もしくはどういう世の中であったかの違いによるものだと。そう言えば最近若者は車を買わないらしいですね。昔はいつかはスーパーカー（今ではそんな言い方もしないか）ではないですけど。いい車に乗りたいと言うのが願望で、今でもある程度の年齢の人はそうでしょうし、今このコピーは使われてはいないと思いますが、「いつかはクラウン」と言うのもありましたしね。

我々４０代半ば、バブルも勿論経験し、大学卒業時は就職先がない。などという事が無かった世代です。私が２０代のころは「私をスキーに連れてって」と言う原田知世と三上博史の音楽は全てユーミンと言う映画が流行しました。

若かりし頃、１０人乗りくらいのワンボックスカーを借りて、中でこのビデオを見ながらスキーに行ったことがあります。スキーをすべる時は背中にリュックでその中は全てビールと言うスタイル。テレビのドラマはトレンディドラマが主体と言う時代でした。

あの頃のスキー場はボーダーもいませんでしたし、勿論雪も豊富(笑）映画をご覧になって頂ければ分かると思いますが、今はスキー場には雪がありますが、それまでの行程に雪はほとんど積もっていません。

当時は街の中から雪でしたから、車を運転するのもその雪の中をライトで照らして走る。雪の中をドライブする楽しみもありました。まさに敵は温暖化。寒いのは好きではありませんが、あの時代に戻れればとも思います。

さて、そんな時代に過ごした私たち（私の世代）物欲満々です。しかしこの所欲しいものってそんなに無かったのですが、これから景気が良くなってくることを予感するように、私の物欲もフツフツと沸いてきておりまして、欲しいものばかりですよ。欲は決していいことでは無いとは思いますが、欲がないと成長しようとも思わないですし、消費が美と言う時代は確かに過ぎましたが、生産と消費で世の中が回っているわけでございます。その消費欲がなくなると言うのは致命的ではないかと思います。

と何を言いたいかと申しますと、洋服屋でももっと洋服が欲しくなる時代。皆さんもっと消費しましょう。金港堂で(笑）最近は消費者に優しい価格設定になっていると思います。適正価格の時代ですから、逆に安易に利益を得ることは難しくなってきていると思います。

そん中セールって消費者には優しいと思いませんか？

私が私の店の中の商品で欲しいもの。

LUCAVENURINI（イタリア製）のウールの一枚仕立てのジャケット。ウールのツイル地ですが、ウールジョーゼットのようなソフトでストレッチ感覚のジャケットです。そしてパンツS.SOLOMBRINO（ライセンス生産日本製）のストライプパンツ。ジャケットは￥１４４，９００－パンツは￥３６，７５０－です。ジャケットはクオリティの割りには安いと思います。それを今なら￥１０１，４３０－と￥２５，７２５－でご購入できます。

売る側としてセールのいい所は良い商品だけれども比較的値段の高いものをお安く買えるところにあると思います。値引きの額も勿論大きいです。商品的価値と値段の価値としては通常価格であっても見合っている商品だと思います。これはこの商品に限らず、他のお店、他の業種でも言えることだと思いますが、一般的な価格よりも少し高めで販売に至らなかったものをご購入頂くのが一番お得かと思います。現に私が仕入れた中で一番自信もって、と言いますか私が好きな商品はこちらになりますから。

スキーと話題がずれてしまいましたが、何が言いたかったと言いますと「こちらの商品をお客様の家に連れてって」と言うことです(爆)　お客様の家でなければ私の家に連れて行くことになります。

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