ここの所更新が遅くなり申し訳ありません。日頃のクリックのご協力に感謝致しております。
さて、さて、やはりシャツ屋ブログやシャツのネタでないといけないようです。
ゲーブルカラー。かのクラーク・ゲーブルが愛した衿型と呼ばれておりますが、シャツ屋さんによっては多少形状が違ったり、呼び方が違ったりすると思います。普通のレギュラーカラーの衿先の短いものをショートポイントと言いますが、これをゲーブルと言ったり、当店ではショートで少しワイド気味に開いたものをショートワイド=ゲーブルカラーと呼んでおります。
実際クラークゲーブルはどんなシャツを着ていたか?ネットで「クラークゲーブル」と検索して頂くとDVDをはじめ色々な写真が出てきますのでご覧になって頂ければと思います。誰でも知っている名作として「風と共に去りぬ」がありますが、1960年に亡くなられております。昔の名作は最近500円のDVDとなって発売もされていますから、昔のファッションを探求する為にもご覧になられてはいかがでしょうか?
最近ネクタイの巾もまた狭くなりつつある傾向にありますから、このような衿型もまた復活してくることと思います。
映画や俳優・女優のファッションが世の中に絶対的な影響を及ぼした時代でありますが、今は情報が多すぎて、大流行と言うのは難しい時代かも。ただ今後もファッションを職業とする人間としては、このような渋い男にファッションを引っ張って言って欲しいと思っております。
自分の名前がファッション用語になるのって凄いと思います。エルメスのケリーバッグは商品名ですが、他に何かあったかな?また思い出したらブログにでも書いていきたいと思います。
最近、ちょっと三浦友和氏の演技が良いかと・・・思う私ですが、ちなみに今年56歳。百恵さんは?今年49歳。国立にお住まいの方お二人の情報下さい(笑)
deibu95
こんばんは。
ウィンザー公の、ウィンザ-ノットくらいですかね、思い浮かぶのは。ただご本人は、このような結び方してなかったという話ですが。
kinkodo
deibu95さんこんばんは。
洋服は大体その服を着た人であったり、何かのオリジンはあるのでしょうけど、なかなか思い出せないですね。
ウィンザー公がウィンザーノットならば、アスコットタイのアスコットはアスコット公爵か?と思って今検索しましたら「 英国、アスコット・ヒースの王室所有競馬場の名に由来し、」とありました。洋服扱っていながらお恥ずかしい・・・
スタンウッド
バリモアカラーはジョン・バリモアから。だったと思います。
kinkodo
スタンウッドさんいつも有難うございます。
先日1930年代のアメリカのファッションのシャツを作って欲しいと言う依頼がありました。ちょうどバリモアカラーだったのだと思います。
普通のロングポイントではなく、その当時の柔らかい衿の雰囲気を出すのに芯を選択しました。お客様にご紹介してもいいか?とお尋ねしておりますが、一度ブログで掲載させて頂きたいと思います。
なかなかいい雰囲気でした。