初フルマラソンの結果は・・・

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完璧なプライベートネタでございます。ファッションの「フ」の字も出てきませんがご了承下さい。

「マラソンが趣味です」と言いながらフルマラソンの経験が無かった私です。通常マラソンと言うのは日曜日に開催されます。仕事柄どうしても日曜日を空けることができませんし、フルマラソンの多くが他府県になりますので、もし走るとなると土曜日から出発し翌日の日曜日には仕事に出れません。そんなことからフルマラソンを走る機会はありませんでした。

と言うことで、唯一石川県内で開催されるフルマラソン「全国健勝マラソン日本海大会」加賀健勝マラソンに出場してきました。

早朝5時に起床、おにぎり二つを食べて、ジェル状のスポーツ飲料を飲み、6時前には自宅を出ました。加賀市スポーツセンターに向かいます。

外は快晴、順調に車を走らせ、7時過ぎには会場入り。車も会場から直ぐのところに停められました。最初は受付です。
受付
ゼッケンを貰いに受け付けに向かいます。写真をご覧になって頂ければ分かりますように本当に良い天気。ただマラソンにとっては気温が高めですから、ベストコンディションではないと思います。給水をうまく取らないととその時思いました。
33course.jpg
グランド横にありました、本日のコースです。以前に走ったことのある方にお聞きするとかなりアップダウンのきついコースで、最後も上りになるとか。まだこの時点では走っていないのでどれだけ悲惨かは分かっておりませんでした。平面図以外にもコースの高低図も欲しかった。
ゼッケン
先ずは頂いたゼッケンを付けます。いつもはウェアの前と後ろ両方に付けることが多いのですが、今回は一枚だけ。私は前につけましたが、腰の辺りに付けている人も走っている間にみました。

続いて今回の記録を計るチップ。
33tip.jpg
今まで私の経験したレースではゼッケンの裏にテープでとめてあるものがほとんどでしたが、今回はシューズの紐に通して使うタイプ。初めてなので、しっかり計測できているのかが心配。

続いてグランドの様子をご覧になっていただきましょう。
グランド入り口
まさに「ニッポン晴れ」雲一つない晴天です。ここの所私が走る時は天気がいいです。
グランド
こちらは寝転んで撮った写真。
フラッグ
これは走った後に撮ったものですが、このフラッグをご覧になって頂ければと思います。走っている間ずーっと突風が吹く時もあり。上り坂で突風が前から吹くという大変なコンディションでした。

続きましてここの所レース会場で必ずお会いしております吉田酒造の社長様。
吉田社長
昨年のこのレースが最初のフルマラソンだったそうで、このレースのことを色々聞かせて頂きました。お互いに健闘を誓い合ってスタート地点に向かいます。カメラを向けた際に「撮りましょうか?」と言われたのですが、ブログの為に写させて下さいとお話をして撮らせて頂きました。

なが~い前置きはこの辺りで。

で、結局どうだったんだ?と言うことでしょうけど。今からなが~いレースの中継と入ります。

スタート地点ではいつものことながら、あなたがたもマラソンでもしたらと思うような議員バッチを付けたメタボな方々が並んでおられました。スターターはスマートの大幸甚加賀市長。わたくしスタート時点はいつも先頭です(笑)号砲と一緒にスタートします。

聞いておりましたように、スタジアムのゲートをくぐると直ぐに坂を下るようになります。山の中を通ると、前方に坂が、結構急な坂ですが、これが噂の高速道路をまたぐ橋か?と言うことで確かにアップダウンがあります。これってマラソンコース?もしかするとトレッキングコースじゃない?と思うくらいに10キロ以上もこのようなアップダウンが続きます。そして何故か上り坂になると吹く突風。これも最初のうちのスタミナがある時期にはあまり気になりませんでした。が・・・

GPS付き腕時計でラップを測りながら行きます。最初の1キロはやはり勢いがあって1キロ4分11秒。ちょっと押さえなくてはと思い、5キロ地点で丁度1キロ5分のペースに落ち着きます。またこのペースを維持します。息は全く苦しくありません。足も右のふとももに違和感が多少ありましたが、それも距離を走ると麻痺してくるでしょう。10キロ地点で「女のランナーこんな~」と警察官?が。確かに女性のランナーは見ていないな・・・と。

11キロあたりまで、早くて4分40秒、5分以内にキープします。全く苦しくはありません。12キロ地点でラップが5分13秒まで落ちましたが、その後も4分50秒台をキープ25キロを過ぎるとラップが怪しくなってきます。この時は確か1直線の道をただひたすら走るのですが、凄い突風が絶えず襲ってきます。確かに風がある分、気温の割には熱さは感じられないのですがとにかく前に進みません。

マラソンは30キロ過ぎてからと言いますが、まさにその通り。30キロを過ぎてからはラップが上がりません。4分台をキープできたラップもあるのですが、33キロ地点では5分49秒まで落ちることも。ただこの辺りから周りの様子が変わってきます。

私は先日練習で35キロを走った時に残り3キロ地点で痙攣を起こした経験から、ウェストポーチに塩を持って走り、給水ポイント前で塩をなめそして、給水ポイントで水を飲むということを繰り返しておりましたので、痙攣はおきておりません。ずーっと同じペースで抑えてきたので、ラスト10キロくらいからスパートと言いますか、苦しかったのですが足を動かしペースを維持します。

すると、前方を走る人が何人も落ちてくるのです。その人たちをひろっていき、また歩いている人も何人も見ましたのでその人たちもかわしていくことができました。これがマラソンは30キロからだ!と言う意味か。と思いました。

ここで前方に見える一人と一緒に走るような感じになり、その人のペースに。このころの給水ポイントになると、立ち止まって水を飲む人も沢山見るようになります。私も最後の給水ポイントでは2杯の水を歩きながら飲むようになっておりました。

痙攣はおきないものの、最後の3キロが「何でこんなコースなの?」と思うようなアップダウン。山を上り下りが終わると、最後はあの高速道路をまたぐ坂(橋)が待っております。前方に二人見えましたがそのうちの一人はもう歩いていました。ここで歩くと最後と思ったので何とか手を動かし前に進みます。気が付くと右手にスタジアムのフラッグがまだ強風にあおられております。実は残り10キロくらいになった時点で残りを1キロ5分切るようなペースでいけば30分も切れるのでは?と欲を出しましたが自分の体力と最後のコースの起伏の激しさに断念。ラップもトンネルがいくつかありましたのでその間はGPSが止まりラップもストップしてってしまっているので、数分の誤差が生じております。

最後は気力でゴール。いつも思うのが最後のスタジアムに入ってからの1周の長いこと。時計は3時間33分32秒を示しているのですが、本当のタイムはいかに。

実は5キロ付近から尿意(失礼)を感じていたのですが、そのまま我慢で走ってきました。ゴールした後足を引きずりそのままトイレへ。

その後チップを外して記録証をもらうはずが足や身体が固まっていて、チップが外れない。何とか身体を曲げてチップを外し女性のスタッフに渡して出てきた記録が。
記録証
こちら。3時間35分18秒。男性18歳以上フルマラソンの本日のエントリー数290名のところ47位

ぐぅあんばりました!

ちなみに本日のGPS腕時計ガーミンをパソコンに入力したのがこちら。
ガーミン
どうやってみたら良いのか分かりませんが、中心のブルーの線はラップ。ほぼイーブンで走ることができました。グリーンはコースの起伏を表したものですが、アップダウンの激しさが分かるかと思います。

とにかくこれで趣味は「マラソン」と胸を張って言えるようになりました。これから精進してタイムを伸ばしていければと思っております。

長文になりましたが、まだ書きたいことの半分にもなっておりません(笑)

当日は記録が知りたいから早くアップしろ!とお達しもでましたので、長文でありながら読み返してもいませんがこのままアップしたいと思います。

長い文面にお付き合い頂きました。メールを頂いた方もいらっしゃいました。内容はこのブログにてご報告ということで、宜しくお願い致します。

マラソンは30キロから、確かにそうでした。私が走れたのはこのブログをご覧の皆さんの「応援」と「塩」のお陰かと思っております。

それでは、また明日。

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