最近ファッションネタから遠ざかっていましたので、本日はどっぷりと。
あまりシャツを見て感動することはない。と言うか商売として見てしまうので、なるほど・・・止まりなのですが自分で仕入れておいて言うのもなんですが、このシャツは凄いと思う。
今日は写真ばかりになりそうですが。先ずは一枚。
ピンクのロンドンストライプのシャツの衿のちょうど首にあたるところに花柄のリバティープリントを付けてあります。日頃は見えない場所ではありますが、第一ボタンを開けた時に首もとからちらっと花柄が見ません。
同様に表前立ての裏側にもプリントの生地を貼り、これも第一ボタンを開けた時のチラリズムとでも言うのでしょうか。アクセントになります。
さて、ここからは細かいことまでよくやるな・・・と思うことなのですが、写真を見てお気づきになりましたか?
衿の第一ボタンとカフスのボタンのボタン付け糸の色ととめ方が違っているのです。他のボタンは白い糸を使うのに対して、第一ボタンとカフスのボタンは紺色にし、とめ方も通常はクロス掛けですが、四角を描くようにとめてあります。ちょっとしたことなのですがそこもまたアクセントに。
そして、上の写真。これも気づきませんでした。カフスから伸びる、シャツの用語で言いますと剣ボロといわれる部分。恐らく袖まくりした時、もしくはカフスのボタンを外した時に見えるように剣ボロの下側だけリバティープリントを使っております。このイタリアのCALIBAN社のシャツの特徴はこの剣ボロにボタンを二つ付けてあります。当然長くなりますが、かなり袖を捲り上げて着用することが可能です。
更にこの場所。シャツの脇。ピースと言ったりガゼットと言ったりするのですが、本来は脇がほつれることないようにと別に生地をあててあります。昔のシャツのように股の下でボタンをとめて下着変わりにシャツを着た時には、脇のクリがかなり強かったせいで強度も必要だったのでしょうか。恐らくその名残ではありますが、今のシャツの裾のカーブでほとんど脇から裂けてくることはありません。このシャツの場合もほとんどデザイン的な要素しかありませんが、裾の部分にもリバティープリントをあしらっております。
着丈を短く作ってありますので、ジーンズや綿パンなどで、シャツを外に出して着る際のアクセントになると思います。
さて、写真ばかりが続きますが、ここにリバティープリントを付ける事は考えたことはありませんでした。衿を立てて着た時の衿の後ろです。まぁ立てて着るかどうかは別として夏の日差しが気になった時には確かにちょっと衿を立てたくもなるかも???その時にちらっと見えるリバティープリント。かなりセクシーです。
ここまでやるか?と言う感じですが、衿の羽根のセルロイドのキーパーの出し入れの裏生地までリバティープリント。お手上げです(笑)
話がディテール部分ばかりが先行してしまいましたが、正面から見たらこんな感じです。シンプルでしかもとても綺麗なストライプ。春先に一枚いかがでしょうか?早く1枚で着れる時期になればと思います。
よりスタイリッシュに見せるためにボディの背後にはダーツを入れて、くびれを強くしております。と言っても極端に細い訳ではありません。胸囲からウエスト位置にかけてのカーブを強くする為にダーツを入れる訳です。サイズはそれなりにあります。
ちなみに。
ネックサイズ 39センチでは
肩幅45センチ 袖丈86センチ 上胴112センチ上がり 中胴94センチ 着丈77センチ
ネックサイズ 40センチは【おかげ様で完売しました】
肩幅46センチ 袖丈87センチ 上胴116センチ上がり 中胴105センチ 着丈78センチ
ネックサイズ 41センチは【おかげ様で完売しました】
肩幅47センチ 袖丈88センチ 上胴118センチ上がり 中胴108センチ上がり 着丈79センチとなります。
【おかげ様で完売しました】
今からどんどん新しい商品も入荷してきますし、新しいシャツ生地も入荷してくることと思います。毎日ご紹介できると思いますので宜しくお願いいたします。
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