麻生首相の衿元チェック!

給付金

とうとう出されるようですね。寄付される方もいらっしゃるとか・・・もらう前は色々言っていてもくれるものはもらっとこう。と言うのが人情と言うものなのでしょうか。最近はあちらこちらで何を買う?と言う話題も聞かれるようになりました。ただ何を買う?と言う消費に向かっているのは間違いないようで。消費刺激と言う目的には合致しているような気もします。

当店も一つその候補に宜しくお願いいたします。

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私の場合は政策よりも気になること。政治家のファッションでございまして、先日お客様からこんなリクエストが。

麻生首相のシャツのように衿の羽根が重なっているように作って欲しい・・・

皆さん麻生首相をテレビで見ない日はないと思いますが、首相の衿元ってご覧になっていますか?衿の左右の羽根が重なっている訳です。通常はぴったり合うようにネクタイでしめたりする訳ですが、いつみても麻生首相はぴったりどころか重なっております。

クロスカラーと言って、麻生首相よりも更に重なった衿でフォーマルなシーンにノーネクタイで使うシャツを以前に見たことがありますが、そのような物ではなくほんの数ミリ重なっている訳です。
重なった衿
このようなシャツは実際にイタリアのシャツなどで見かけることがあります。ただ重なっている。重ねることが目的ではなく、最初は重なっているような状況でも衿の縮みなどで引っ張られますから引っ張られて丁度中心に位置するようになるのだと思います。

何れにしてもどんな状況でも重なっている。もしくは中心にぴったり合うようにするにはどうしたらいいか?と考えますと。通常フロントのボタンホールは縦に切ってありますが、第一ボタンだけは当たり前ですが横に空いています。これを例えば縦に空けると横の動きはなくなりますから、引っ張ったとしても羽根が左右に広がることはありません。ただ第一ボタンを縦に開けたシャツはないでしょうし、また非常にボタンをとめにくいシャツとなることでしょう。
ボタンホールを斜めにカット
左右の動きも少なくしてなおかつとめやすいボタンホールを考えると上の写真のように斜めにカットする方法があります。これですと、引っ張っても左右の動きが真横に空けるよりも少なくなります。また本当に縦に開けた場合は左右の動きはなくても上下に動いてしまいます。その間をとって第一ボタンを斜めに切り、ボタンホールの先端を羽根の端とあわせれば、丁度羽根と羽根がくっついた状態で納まります。

実際麻生首相がどこでシャツを仕立てて、どのような方法であのような衿型になっているかわ分かりませんし、私がここでお書きしたような仕様では無いかも知れません。ただボタンホールを斜めに切ることによって衿の羽根と羽根が離れにくくなるように仕立てることは可能です。この仕様はイタリアの老舗シャツメーカー「FRY」などがこのようなボタンホールになっていたのを覚えております。

もし、衿の中心をぴったり付けて、なるべく動きを納めたい。と言う方がいらっしゃいましたらこのような方法も可能です。

政治家のファッションには目が離せません(笑)すみません、政局の方が大切でしたよね・・・

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