当店の物を選ぶ基準はブランドでなく物である。
「卒業式終わったからもういいかな？っと思って」とご来店を頂きましたお客様。気を使って頂きまして本当に有難うございます。ブログで全てをさらけ出している私です。しかし秘密ごとも勿論あります（笑）
さて、冒頭でもお話しましたように、今ではかっこよくセレクトショップなどと言いますし、バイヤーなどと言う格好の良い言葉もありますが、所謂洋品店のオヤジの目利きでございます。
洋品店のオヤジの目利きが良いか悪いかでございまして、となると一つのブランドに縛られたくない訳でございます。むしろブランドは後からでございまして、選んだものがたまたま皆が知っているブランドであった。まぁ笑い話にはなりませんが、ブランドとは知らずに仕入れてお客様からご指摘があった！などという場合もあったりして。
さて、Ｄunhill(ダンヒル）と言うブランド。大昔は皆デュポンやダンヒルのライターを持った時代もあったようで、今は禁煙がトレンドで、喫煙者でも１００円ライターがほとんどかと思いますし、シュボっとライターが出てきた方が驚く場合もございます。
とダンヒル自体も古いブランドである訳で、良くご存知の方はダンヒルと言えばレジメンタルだろう。と思われる方がほとんどですが、たまたま私が手に取ったネクタイ。
レジメンタルでも何でもないブルーのプリントのタイです。淡いブルーに六角形の白抜きの中に黄色の丸。とても綺麗な色合いです。最近の私の趣味（あくまでも私の趣味ですが）柄よりも色合いで見せていくのも楽しいのではないかと。無地っぽいものやこのような小紋調のものを好むようになりました。
こちらは全体を見た写真です。
裏を返して初めて分かる。ダンヒル。にくいのは大剣と小剣の裏地。シルクを使っているのは勿論ですが、同じ色合いで柄違いのもを使用しております。そしてダンヒルのロゴが。
さて、こちらはピンク。ピンクは白抜きにブルーの丸です。
こちらは全体
ブルーと同様に同じ色合いで水玉の生地を使って裏地にしております。
老舗であっても変化しないと生き残れない。これは当店でも（７７年で老舗と言えるか分かりませんが）一緒だと思いますが、今までのダンヒルらしからぬネクタイ。大剣の巾は９センチ、結び目辺り言っても極端に細くはなっておりませんが、芯は非常に薄いものを入れて巾の割りには結び目が小さくなるようになっております。ダンヒルのコレクションを全てみた訳ではないので、スーツやシャツとのバランスも取れているような仕立てになっているとは思いますが。
たまたま色合いや柄の配色が気に入って手に取ったネクタイがダンヒルと言うのは嬉しいことでありました。
そろそろ、こんなブランドも受け入れられる年齢になったのかも知れませんけど（笑）本日は少し残業のようです。。。
ちなみにこの下のカートからお買い上げも可能です。。。
【おかげ様で完売しました】
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