いきなりですが。昨晩はゴッドファーザーのDVDを見ました。
お客様でファッションの勉強の為に見たと言う方がいらっしゃったものですから、私も久しぶりに。洋画のギャング物のファッションは確かに勉強になります。ただその当時の時代背景。そして何よりもシルエットやタイの細さは結び方、衿巾などは流行にもよりますので、そのまま今のトレンドとマッチするかは別ですが。
ただ映画自体が長い。深夜になりましたので、半分寝ていたかも?あれこれ述べると長くなりますので、今回はほぼ最後のう方のシーン。マフィアのドン、ビト・コルレオーネ(マーロンブランド)が孫と遊んでいてそのまま倒れて急死する訳ですが、その際の葬儀。
まぁ土葬ですからお墓の周りに、当時のアメリカのマフィアの幹部が集まり花を手向けるシーンとなる訳ですが。
日本の場合はお葬式は略礼服に黒のネクタイ。私としてはずーっとこの略礼服と言うのは何とかならんのかい?何か基準があっていいのではないかい?と思っておりました。私はシングルのピークラベルの黒の上下を着ているわけですが。まぁ葬儀場にいきますと。ダブルがあったりシングルがあったり。シングルでも三つボタンがあったり、二つボタンがあったりとバラバラでして。略礼服の中でももっともフォーマルなスタイルとは何なのだろう。と思っていた訳であります。
礼服、礼服と言いますが、恐らくほとんどの方が、お葬式に出られた黒の上下で、ネクタイだけ白やシルバーに変えて結婚式にも出られる訳ですから、(略)礼服になるのかと思います。
最近お祝い事では座る場所にもよりますが、だんだんとこの略礼服を着ることは少なくなってきているようですけど。
さて、ゴッドファーザーの葬儀。マフィアの幹部はどんなスタイルだったかと言いますと。先ず日本で言います喪主の三男マイケル(アル・パチーノ)は黒の上下に同素材の黒のベストでびちっと決めております。白いシャツに黒いネクタイ。タイの結び目は小さめでございます。
その他の参列者はこれがバラバラなのです。三つボタンのシングルもありました。ダブルの黒もありました。スーツのジャケットはサイドベンツもあり、センターベンツもありノーベンツもありでバラバラ。まぁマフィアと言ってもアメリカが舞台ですからその辺りはヨーロピアンファッションではないので、あてにならないのかも知れませんが。日本の略礼服と同じでした。
一つ不思議と言うか驚いたのは、黒の腕章(喪章)ってアメリカでもするのですね。一人していました。日本でも昔はしておりましたが、今はほとんどする人はいないとおもいます。
映画を見る時は華麗なファッションもいいですが、こんなところにも目をつけて見るのも楽しいですね。特にギャング映画では必ずお葬式のシーンは出てきますから(笑)
今日はテキストだけのブログとなりました。引き続きブログランキングの応援もお願いいたします。
↑ブログランキングのバナーをクリックして頂きますと、このブログのランキングが上がります。
応援宜しくお願いいたします。
コメント