自分がマラソンを走るまでは、元旦に香林坊スタートの駅伝があることや、年に何度か金沢市内でハーフマラソンが行われていることも知りませんでした。
皆さんは兼六園に「佐藤桜」と言う桜があることをご存知でしょうか?またその「佐藤桜」に名古屋から250キロを制限時間36時間で走るマラソンをご存知でしょうか。
以下2010さくら道国際ネイチャーランのホームページから転記。
http://shirotori.gujo.to/sakurainr/HP/2010taikaisyushi.htm
太平洋と日本海を桜でつなごう ──────2010さくら道国際ネイチャーラン
趣 旨
太平洋と日本海を結ぶ266kmの道を、桜のトンネルで結ぼうと決意した男がいた。
御母衣ダム工事で、水没する山寺の樹齢400年を数える桜の古木が移植され、
見事に蘇ったその生命力に感動したからである。
その男は名古屋と金沢を往復するバスの車掌・故佐藤良二氏である。
彼はバスの走る道沿いに、桜の苗木を黙々と植え続けた。
乏しい蓄えを注いだ。
少ない休暇を使った。
2,000本も植えただろうか。男は病に倒れた。
志半ばで力尽き、逝った。
47歳の短い生涯だった。
清貧という言葉が改めて見直される今、
「人の喜ぶことをしたい」と病魔に侵された我が身を顧みず、無償の行為を貫いた佐藤氏の生き方は、
貧しくとも豊かな心を持つ、人間の幸福な姿を問いかけてくれる。
佐藤氏が夢みた“さくらのトンネル”を、走り抜けるという形でその遺志を受け継ぐとともに、
「太平洋と日本海を桜でつなぐ」という大事業の完成に少しでも寄与できればと考えて、
今回『太平洋と日本海を桜でつなごう 2010さくら道国際ネイチャーラン』を開催する。
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今朝の6時に名古屋をスタートしています。実は私の知り合い(同じ歳の女性)がこのネイチャーランに参加しています。現在確認できている時点では106キロを通過。これから夜通し走って明日兼六園の佐藤さんが植えた「佐藤桜」にゴールします。上記に記載がある通り佐藤さんが亡くなったと言う47歳は今の私と同じ年齢。考え深いものがありますが、今必死に走っている友人を明日兼六園で迎えてたいと思います。
頑張れ!
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