こんな生地もあります。作ってみないと分からない生地

何だかちゃんと仕事してます。

当たり前なのですが、朝から晩までパソコンの前。っていつから販売員がパソコンの前に座るようになってしまったのか???


さて、今日はちょっと変わったシャツ。と申しますか、変わった生地で、恐らく普通ならばどのようなシャツになるか想像ができないと思いましたので、1着サンプルと言っても私が着れるように作ってみました。

生地は普通のサックスブルーの小格子です。素材は記載はありませんでしたが120番手以上のかなりしなやかな素材。
カンクリーニ社ストライプ特殊加工シャツ

生地の端に茶色と赤のストライプが走ってます。当店のオリジナルでもリバティープリントなどのプリント柄を裏側に使う場合がございますが、この生地は最初からそれを想定した生地なのです。どこにでもこの生地を配置することはできますが、生地だけではお分かりにならないかもと思い、サンプルを1着作ってみました。この仕様では衿と下前立ての上に配置致しました。

カンクリーニ社ストライプ特殊加工シャツ

また第一ボタンを開けた際に柄がよく見えるように、通常当店の仕様では衿台から5.5センチ下がった所に第二ボタンがありますが、9センチ下がったところにボタンホールを開け、第一ボタンを開けた時点である程度ストライプが見えるようにしました。

カンクリーニ社ストライプ特殊加工シャツ

そして、カフスの裏側の前側に配置し、袖をまくった時にもちらと見えるように致しました。

カンクリーニ社ストライプ特殊加工シャツ

そして、ここも隠し技と申しますか、剣ボロの部分もこのストライプを使ったわけです。

基本的には第一ボタンをとめてしまえば、全くストライプは見えない位置に配置して、隠されたお洒落を楽しめるようにとした仕様とさせて頂きました。

カンクリーニ社ストライプ特殊加工シャツ

逆にオープンで着てみると。

カンクリーニ社ストライプ特殊加工シャツ

実はこの生地は背面にも工夫を施しておりまして。

カンクリーニ社ストライプ特殊加工シャツ

ボタンダウンにしましたので、センタータック。せっかくですからフックを付けました。フックはストライプの茶色の部分を使いました。

更にこちらのシャツは。

カンクリーニ社ストライプ特殊加工シャツ

こちらのセンタータックは伏せてありまして、いわゆるダミー。広がらないように糸でまつってあります。そして背ダーツを入れてウエストラインを細く。

色々な技術てんこ盛りのシャツでございます。


同様の仕様も可能ですし、場所によっては配置できない箇所もありますが、別の場所に配置することも可能です。

実は入荷は2着のみ、その1着をサンプル(私のサイズ)で作りましたので、お作りできるのは1着のみとなっております。申し訳ありません。

気になった方はお早めにお願いいたします。


というこで本日はシャツネタで終了。本日のシャツ生地はこちらから。

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