日本のクールビズファッションの行く末は?

さて、いよいよ明日からクールビズです。



クールビズっていつから始まったのでしょうか?覚えていらっしゃる方も少ないと思いますが、小泉政権下の2005年に始められました。既に5年。と申しますかまだ5年。


この時期になりますと、公務員の方を中心に無理矢理ネクタイを剥ぎ取られるようになるようですが、明日の気温を見るとまだそのような対応をしなくても大丈夫かと。

2005年には既に私ブログを書いておりましたが、まぁその時はクールビズ大反対派でございました。先ずは海外では聞いたことはありませんでしたし、ネクタイを販売しているのにネクタイを外せとは何ごとだ!と言う感じだったと思います。結果的にはシャツが売れるようになったので、当店としてはプラスに動いた訳ではありますが。



ただこの当時、既にお洒落な方はノーネクタイでスーツと言う着こなしに移行しておりました。ネクタイを締めなくても良いような職場環境、IT系の若い社長などはそのような着こなしをしていたからです。



そのファッションとは暑いからネクタイをとると言うファッションではなくて、ネクタイをしなくてもお洒落に見えるファッションの構築でございました。



ですからクールビズのネクタイ外しと、先駆者的なノータイのお洒落を楽しむ人達と結果的にノーネクタイという意味ではスタイルは一緒になったものの、スタートが違う訳でございます。



ネクタイをしなくて良くなった人がするお洒落と、ネクタイをしなくても良い着こなしを考えたお洒落とでは似ているようですが根本的にお洒落に対するスタートが違う訳です。



クールビズの前にカジュアルデーと言うのがありました。石川は繊維が地場産業でもありますので、石川県知事は県庁に毎週金曜日はカジュアルデーを設置し、当時ベストドレッサー賞を受賞されていました。



私としてはスタートはこちらの方が良かった。カジュアルと、クールビズは違うと判断されるようです。じゃーどうすれば良いのか?


クールビズの更なるカジュアル化を提唱致します(笑)

Coolbiz

シャツ生地で作ったLANVINのシャツ生地で作ったジャケット。¥45,150-綿70%麻30%素材はオックスフォードクロス。そして衿には柄の違うストライプの生地を。

チーフ

胸元にはイタリアCANTINIの麻100%の水玉のチーフ。

シャツ

シャツはスナップダウン。チーフをメインにしたい場合は白の無地のボタンダウンの方がすっきりしたかも。


水玉のチ~フ~???そんなん職場で~~~と言う日本ではお洒落もそこまででしょう。最低でも水玉のチーフ。9月までは。



毎回でなくても、思い切ってくれくらいのバージョンも用意したら如何でしょうか。


日本の将来の舵取りをするのが政治家であるのであれば、これを提唱した政治家の方々、最後までクールビズの将来を案じて欲しいと思います。



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