スーパークールビズに思うこと。

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ここの処クールビズ用のシャツをお作り頂くお客様のご来店があり。本当に有難うございます。

テレビを見ておりますと、首相をはじめ政治家の皆さんは既にネクタイをとって政治活動。確かにクールビズは政府が音頭を取って実践しなくてはならないとも思いますが、まだそこまで暑くないですし、締められるまではネクタイ締めておいた方がやはり見栄えはいいですよ。と思うのは私だけでしょうか。


しかし、何かチグハグな感じがしません。テレビの中の皆さんのクールビズ。この制度始まった時は、本当にネクタイだけを外した感じで、貧相な感じでしたが、最近はボタンホールやボタン付け糸の色を変えたり、結構スタイリッシュなシャツが出てきている割にはスーツが今まで通りなんです。


もう少しシルエットも含めてシャツに合わせて頂ければ。そう言えば今日の菅直人首相のスーツのシルエットは良かった。コンケープドショルダーでウエスト部分もぐっと絞り込んだスタイルでした。テーラーを代えたたか、それとも既製品にしたか。スタイリストを付けた?となるとやはりシャツもそれなりのデザインとシルエット。特にシルエットが大事になると思うのです。


ウエスト絞った身体にフィットしたスーツでもシャツが既製品の場合は、Vゾーンの中のシャツが余ってシワになっている場合があるので。全てバランスを合わせないとどこか違う?になってしまう。


本当にノータイでもOKしかもスーパークールビズとまで言うのであれば、もうジャケット着た方が分かりやすいとも思ったり。


冷房も無かったような時代には、夏場は全員クールビズであったかというとそうではなく、それなりの立場の人はネクタイを締めていたと思うのです。また恐らく今よりも室内は扱ったはず。扇風機ですから。ただ何が違うかというと、麻の上下で白っぽいスーツを来ていたり、夏は夏の素材を楽しんだわけなのです。麻の白っぽいジャケットに麻のシャツで颯爽と登場して欲しいものです。スーパークールビズ。アロハシャツやTシャツを認めるという項目の横に、素材も夏の素材を率先して着るような文章も一つ付け加えて欲しいですね。

毎日テレビを見ながら何か違うなぁ?と感じている私でした。

さて、クールビズのオーダーシャツもお作りしておりますし、やはりカラフルなものも人気がありますが、最近は至極ベーシックなものもご依頼があるようになりました。

blue_solid.jpg

エジプト綿のブルー無地です。糸番手は100番手。お値段もお手頃のお仕立て上がり¥13,650-今までは刷毛目とかツイルとか、無地でも表現方法が違うものでないと高級感がでませんでしたが、このようなあっさりとした無地が注目されるようになっているようです。

pink_solid.jpg

こちらはピンクの無地。シンプルに着たいという要望が多くなっているのは時代の反映なのでしょうか。

新柄生地はこちら。

http://www.kinkodo.jp/shirting/

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