完走記念セール 能登半島珠洲ウルトラマラソン完走記(その1)

本日もブログランキングのバナークリックからお願いします。
ブログランキングのバナー

昨日無事能登半島すずウルトラマラソンを12時間6分55秒で完走してきました。応援頂いた皆さん有難うございました。


私このウルトラマラソンにはマラソンを走るという意味以外に特別なことを思っておりました。


当店は1932年創業。本年で丁度80年となります。本来であれば大きなイベントも考える必要があるのかも知れませんが、100年までの通過点とも考えております。ちょうど私が今年50歳。そして100キロを走ることによって自分としての区切りと申しますか節目を持ちたかったというのもあります。


今回無事ゴールをして、ささやかでも何かしたいと思いました。100キロマラソンは走ったことがなければその感動や走ることの意義を感ずることができないと思います。シャツも良い生地で作った質の良いものをご着用になって頂ければ、体験して頂ければその良さを分かって頂けるかと思いました。あまりこういうことは本来では好きではありません。ちょとしたことで記念にセールをやるなんて。そんなお店多いです。しかし今回は前もって用意することは不可能な企画ですのでお許し頂ければと思います。と言うのは完走できるかどうか?それは私本人にも分からなかったのです。


急ですので在庫の関係もあります。色柄物ですと沢山の御注文に応えられないと思いますので、今回イタリア製の白の生地だけを20%OFFにてご提供させて頂ければと思います。


ウルトラマラソン100キロ完走記念 

10月23日(火)~11月1日(木)の間に御注文頂いたお客様に限りますが以下のようなプライスで。

kanso_kinen.jpg

1)カルロ・リーバ ポプリン 
http://www.kinkodo.jp/shirting/brand/carloriva/m0213.html

2)カルロ・リーバ スーパーリバ(170双綾織)
http://www.kinkodo.jp/shirting/brand/carloriva/m0408.html

3)カルロ・リーバ リシオ(180双)
http://www.kinkodo.jp/shirting/brand/carloriva/car180.html

  特別プライス ¥42,000-→20%OFF ¥33,600-

4)デビッド・ジョン・アンダーソン(200双)
http://www.kinkodo.jp/shirting/brand/david/d200.html

※デビッド・ジョン・アンダーソンのみ生地の入荷が少し遅れそうです。現在ある在庫がなくなれば少しオーダーに時間を頂戴する場合がございます。ご了承頂ければと思います。

  特別プライス ¥31,500-→20%OFF ¥25,200-

5)トーマスメイソンゴールドライン(140双)
http://www.kinkodo.jp/shirting/brand/tohmasmason/t140.htmll

  特別プライス ¥26,250-→20%OFF \21,000-

6)アルモブロード(170双)
http://www.kinkodo.jp/shirting/brand/alumo/170.html

  特別プライス ¥26,250-→20%OFF \21,000-

インターネットでの御注文の際には備考欄に「ウルトラマラソン完走記念セール」と記載を頂ければ上記の金額でお納めさせて頂きます。

ご来店の際にはメルマガ見たよとお伝え頂ければと思います。


少しでも多くのお客様に良い素材でシャツをお作り頂ければと思い今回1週間ではありますが、特別プライスでご提供させて頂きました。ウルトラマラソン完走の感動がシャツで表現できるか分かりませんが
是非この機会にご利用頂ければ幸いです。宜しくお願い致します。


もし良ければ完走記もお読み頂ければ幸いです。

 
【能登半島すずウルトラマラソン完走記(その1)】


チーム金港堂のメンバーの一人がこのウルトラマラソンに深く関わっていてあれだけ頑張っているのであれば走ろうかな?と思ったのがきっかけと言えばきっかけ。


もう一つに今年ノーベル文学賞を逃したものの、今日本で一番支持されている作家村上春樹氏の書いた「走ることについて 語るときに 僕の語ること」という本の中にサロマ湖ウルトラマラソンのことが書いてあり。村上氏はウルトラマラソンを一度だけ走っていることを知り。私も一度だけでいいから走ってみたい。という気持ちになったのがもう一つ。


そして先にも記しましたが、本年区切りの50歳。創業80年。そして100キロ。今年走れば区切りになるかな。という気持ちもありました。


私は言い訳して走るのは嫌いです。よく完走できないかも知れない。と言って走る人とか、あそこが痛いからとか、理由を付けてまずはダメだった時の言い訳を先にいう人。と言ってもビジネスのことを言っている訳ではなくランのことですが。まぁビジネスにも共通するかも知れないけど。走るならばやれることを全てやって走る。結果が悪くても良くても誰も何も言わないですし。多分今回完走できなくても悔しいのは自分だけで誰もなんとも思わなかったかも知れません。


終わったからあえて言いますが、結構身体はボロボロでした。やはり骨折の後に再度転倒し炎症気味の肩。変な動きをすると痛いです。それと咳喘息みたいになっており。強く咳をしたものだから左胸の筋がおかしく痛みもある。でも走れば忘れるような程度のもの。1週間前のハーフの疲れ。ただ1週間前にうまく走れてたので痛みがあっても走っている時は感じないことも知っていました。


その中でも最善を尽くすべく、1週間はほぼ完全休養とし走ったのは水曜日に5キロのジムのトレッドミルでジョグをしたのみ。ジムからも私を含めて15名のウルトラマラソンの参加者がいるようですが、ほとんどが60キロ。皆で情報交換をし、来たるべく日を迎える気持ちを整えます。木曜日に身体のメンテナンスをしてもらいにマッサージを受け。とにかく疲れをとって当日を迎えるようにしました。


レースに向けて月曜日にビールは飲んだものの、アルコール抜き、そしてカフェイン断ちを致します。何でも気休めです。何かを止めないと絶対に完走できないのではないかという恐怖感です。


出走を決めて5月に50キロ走ってみました。走れるかどうかを試してみたのですが、最後ちょっと歩きは入ったものの何とか走りきりました。その後の鎖骨骨折。そして復帰してからの9月末の60キロ走。これも52キロ地点から歩いてしまいました。かなり不安でした。


それでも、黙っててもレースの当日は来るものです。前日受付とスタート地点が珠洲であるにもかかわらずとっている宿が輪島のビジネスホテルでもありましたので、1時に金沢駅を出発のバスに乗り込みます。12時半まで仕事をしていて最後の伝票を書き終えて「生地貼っておいて」と言い残し大きなバッグを持って駅までのバスに乗り込みます。


何とか間に合って珠洲までのロングドライブ。次の日は2時起床でしたので、就寝は8時頃にはしないと十分な睡眠時間は確保できない。となるとバスの中で寝たのでは夜は眠れないかも?と思い我慢はしてみたものの。うとうとと。


アナウンスで会場に着いたことを確認。

suzu_uketuke.jpg

受付をすませて明日のゼッケン等を頂きます。それから説明会。

miyamoto_ana.jpg

チーム金港堂の彼がこのレースの全てをし切っています。彼もランナーだけあってランナーとして気持ちのこもった説明でした。ウルトラをどのように楽しむか。彼なりの思いも喋ってくれてます。

説明会が終わり再度バスに乗り込む前に撮影。

suzu_geto.jpg

無事にこのゲートに戻って来れるのか?本当にゲートに戻ってこれたら幸せだろうな。と思いホテルまでのバスに乗り込みます。


バスは60キロのコースとなる大谷峠を通り輪島の方へ。噂には聞いてましたがこんな急坂をランナーが走るのか?というような坂。そこを抜けると日本海です。私が明日走るであろう海沿いのコースをバスは走ります。恐らく5時過ぎくらいだったような気がしますが、もう日は落ちかけてました。

hi.jpg

穏やかな海にゆっくりと落ちる夕陽。できれば日が暮れるまでに明日ゴールしたいな。と思いながら海辺を見つめながらホテルに向かいます。もし明るい内にゴールするとなると夕方5時までには入りたい。となると12時間でゴールしなくてはいけません。果たしてできるのか?不安でいっぱいでホテルに入りました。


すみません。そろそろ閉店時間になったので、またこの続きは明日。ゴールに着くまでは何話書かなくてはいけないのか?(笑)


↓ブログランキングクリック宜しくお願い致します。
ブログランキングのバナー
↑ブログランキングのバナーのクリックをお願いします。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...