引き続き完走記念のセールを行なっています。沢山のご注文で対応が遅れる場合がございます。申し訳ありません。期間も限られておりますが、よろしくお願いいたします。
またお客様から秋も深まりこれからの時に商品をアップしないのか?とお叱りも受けました。マラソンネタは早朝に書いて夜アップするという形をとっております。昼間もバタバタしておりまして写真を撮れておりませんでした。明日から頑張りますお許し下さい。
引き続きこれを楽しみの方もいらっしゃるようでお付き合いを頂ければ幸いです。
【能登半島珠洲ウルトラマラソン完走記(その4)】
ようやく40キロを過ぎました。後半20キロはアップダウンが続く峠走。八太郎峠と船木谷峠2つの峠を何とかクリア。もしフルマラソンのコースであれば間違い無くクレームが付きます(笑)
40キロのラップが4時間8分2秒ですから、この時点でもトイレ休憩を除くとキロ6分で着実に走ってきてます。とにかく省エネで走ってますし、一番恐い痙攣防止の為に耐えず塩飴を舐め、エイドでは、塩サプリを口に含みアミノバリューで流しこむ作戦。
省エネ走法とはいいつつも40キロを過ぎると痛みが出てきます。この時点では右の股関節に痛みを感じますが、他はまだ大丈夫。さて60キロ。
峠の急坂を下ると何となく海の雰囲気を感じます。家も建っていて恐らくこの町中を抜けると海であることが想像できます。海に出る前にO師匠と遭遇。良いペースだよ。と行って頂きましたが、その前後には女性のランナーも見えます。この時点で後でルートを確認すると師匠とは5キロ以上の差がついていることになります。速い!
程なくしてようやく海が見えました。ここからは海岸線を西に行き、千枚田までのルートです。前日輪島のホテルに入る際に千枚田の横を通りました。バスから見る印象は割りと小さい。というのが本当だったのですが、千枚田に上がるまでにはかなりの坂があったのも記憶しています。
既に千枚田を通過して折り返しのランナーもいることから、狭い道ながらかなりのランナーが行き来しています。42キロのエイド。ほぼフルマラソンを走った距離になりますが、そこではカレーが準備されていました。小さな容器に入ったカレーですが、早速一杯頂きました、何杯でもどうぞ。ということでしたが一杯だけ。確かリンゴもあったはず。カレーは明らかにレトルトの味なのですが40キロ走った胃にはこれで十分。エイドで、千枚田までは何キロですか?と聞くと聞かない方がいいと思うけど。と言いながらあと5キロと。その内訂正が入り。ごめんなさいあと2.5キロ折り返してまたここまでで5キロと聞いて安堵します。
リンゴをかじってゼッケン番号二桁の先輩ランナーと言葉を交わしながら、そしてリンゴをかじりながら歩き出します。近所の子供から「なんで歩いているの?」と言われ悔しくて「モノを食べながら走ったらいけないと言われたから」と答えて走り出します。大人げない(笑)
折り返しのランナーも含めて狭い道を交差しながら走ります。エイドを出てすぐにレース会場で頻繁に会うM君を発見。「ちょっとスピード違反」と冗談を言いながら笑顔で交差します。
千枚田までの長くゆっくりとした上り坂が続きます。坂を下ってくるランナーからもエールを貰いながら頂上を目指します。見ず知らずのランナーが声を掛け合うのもウルトラマラソンの良さじゃないかと思います。この辺りからウルトラマラソンの楽しみ方や魅力にとりつかれていっているような自分に気付きます。
千枚田の頂上まで来ました。131番通過します。と宣言をし頂上で一旦止まり千枚田を眺めます。やはりバスから見る風景とは違う。壮大さを感じます。ふと横を見るとエイドでもないのですが、男性から飲む?と言われてスポーツドリンクの提供を受けます。有り難く頂戴し下りへ。
下るのは楽です。登ってくるランナーにエールを送りながら下っていきます。ジムのO先輩とここでスレ違いますがちょっと具合が悪そう。心配になりましたが右手をちょっと上げて坂道を上がっていかれました。
先ほどのエイドまでの往復5キロを楽しみながらもう一度エイドに到着。もう一度エイドでドリンクを頂き、白い小さなブロックを見つけて、これは?と聞くとチーズとのこと。一口頂きました。塩味が効いてて美味しいこと。もう少しいいですか?と聞いていくつか頂きました。羊羹もあったのだけどね。でも早いうちに無くなったわ。と言うことでしたが、前に羊羹がなくなるほど沢山のランナーが行っているのか?とも思い驚きました。急ぐつもりはないのですが、皆頑張っているのだなぁとも。
エイドの女性にまだ沢山くるかな?と聞かれ、いや後ろにまだかなりいますよ。と答えると。足りるかな・・・買い出し行った方がいいのじゃないですか?と余計なお世話で話しかけると、にっこり笑って「街まで遠いのよ」とのこと。その笑顔に心が癒された気がしました。
トイレも済まし、私が出発しようとすると、前方からチームのM君が走ってきました。ここでの再開に強く握手。千枚田までもう少しとエールを交換し別れます。彼もいい調子きっとゴールするでしょう。千枚田の所で45キロを過ぎてましたから既にフルの距離を超えています。ただペースをキープしてたのと当たり前ですがフルマラソンを走るスピードではないので、割りと元気。しっかりとエイドも楽しんでるし、この辺りからタイムは別にしてウルトラマラソンを楽しもうと思ってきてます。
千枚田から折り返して来た私と、今から千枚田に向かうランナー。「もう少しでカレーですよ」と声を掛けながら走ります。しばらく走るとチームのSさん。年齢を言うと失礼ですが60歳を超えておられます。ゴールして欲しいと願いながらエールを交わしてすれ違います。
さて、平地も過ぎまた峠に向けて走り始めますが、降りてきた坂を見て愕然。ルートを案内してくれる人が左を指してくれます。こんな坂を降りてきたのか?と思うくらい壁のように坂が迫ってきます。上っていきます。この辺りから結構へばってきているランナーも見ることができます。ちょっと辛そう。当たり前ですが40キロを過ぎたところです。これからがウルトラ。
アップダウンの繰り返しをペースを守って走ります。ちょっと前に知り合いのランナーIさんとすれ違います。実力からいくとここをこの時間に走っているランナーではないはずなのに。
さて、アップダウンも終盤舟木谷のエイドに戻ってきました。この前から若いランナーと暫く走ります。アプダウンきついよねとか、ウルトラマラソンの楽しいのは走っているランナーと会話ができること。先行くね。と言いながら先に行きながらエイドで話しているとまた一緒になるという感じ。このエイドのオレンジが美味しい。カットされたオレンジを幾つか頂くとエイドのおばちゃん(失礼)がまだ沢山来るかな・・・と相談してます。もう少し切っておくか。何てのんびりした会話をしています。
エイドの男性がここからフラットだよ。と言われて。峠を外れて海に向かいます。ここからが割りと辛かった覚えがあります。田んぼの中の一本道。300メートルくらいが見渡せるのですが、その中で走っているのが3人くらい。それでも追いつ抜かれつを繰り返して。ちょうど中間の50キロを迎えます。この時点で5時間13分13秒。まぁこんなものでしょう。しかしこのままいけば11時間ではゴールできるのではないか?などと思ってしまいます。キロ6分で走り続けられるなんて馬鹿な空想とも知らず。
とようやく50キロ地点。今日もここでタイムオーバー。ここからは記憶が薄れてきてますので、早く終わるでしょう。今日はここまで。
引き続き記念セールやってます。よろしくお願いいたします。
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