松任ロードレース。初めて入賞しました。

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まぁレースの話はこのあとにして。レースを走ってもちゃんと午後からは仕事をしています。今日はウィンドウディスプレイを手直ししました。随分寒くなってきましたので、ストールを加えたのとJonnstons(ジョンストンズ)のカシミヤのグローブをボディに持たせました。

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随分ディスプレイの色合いも秋らしくなってきました。これからはまたこのディスプレイの紹介もブログでしていきたいと思います。


さてさて、昨年に続き松任ロードレースを出走してきました。100キロのウルトラマラソンの翌々週でしたが、もしウルトラマラソンのダメージが残っていなければ走ろうと決めていましてエントリーをしておりました。朝5時半に起床。スタートが遅いし会場も近いのでゆっくり目です。最近は会場で「どん兵衛食べてきた?」と聞かれます。

はい食べてきました。どん兵衛とおにぎり1個。あっという間に時間になり、神社にレースの無事をお願いして会場に向かいます。


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今にも泣き出しそうな曇り空です。


今日はチーム金港堂のメンバーの選手宣誓で始まりました。「選手一同は霊峰白山の元、秋の加賀平野を仲間と走れることに感謝しベストを尽くすことを誓います。選手代表 チーム金港堂所属◯◯◯◯」

チーム金港堂所属の宣誓でした。感動した。感動に負けないような走りをしないと。


ほどなくハーフの部のスタート時間になります。チームからも数名が走ります。グランドを1周してから松任の街の中に繰り出していきます。ハーフのメンバーも無事に帰ってくることを祈りながら10キロの部のスタートを待ちます。いつものんびりと構えていてあとで慌てて用意するのですが今回もそんな感じ。寒いので何枚も重ね着をしていたのですが、一番上のブルゾンのチャックが噛んでしまい外れません。そのまま足から脱ぎました(笑)ランシャツを着て外に出ると雨です。

スタート5分程前になり雨の中スタート地点に並びます。勿論一番前に並びました。


今回は5キロくらいまではタイムを苦しくない程度にキープ。それで4分を切っていたらそのペースを維持して最後2.5キロくらいでスパートという感じで思っていました。


程なくして号砲がなり一斉にスタート。昨年は失敗してここで先頭集団のペースについていって1キロを3分45秒くらいで入っていき最後失速。今回はそのようなことがないように落ち着いて入ります。

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グランド2周し、道路に出ていったところで1キロのラップ。ガーミン(GPS時計)は3分50秒台を示していたと思います。実はガーミン最後グランドに入りゴールまで300メートルを残すところでいきなり電源が落ちラップが取れておりません。ですから記憶にあるラップを記載します。


2キロ目順調に進みます。今回このレースを一つの目標にしておりました。勿論フラットなコースですので10キロ40分切りを狙っていましたし、このレースは種目にハーフと10マイルと10キロがあり、10キロだけ50代以上というカテゴリーがあるのです。昨年は49歳で走りました。今年はぴっちぴちの50代です。このカテゴリーの中では一番の若手。昨年のタイムから考えると40分切れば入賞間違いないと思い狙っておりました。


2キロを超えた辺りだと思います。チームのK君のお父さん。昨年まではカテゴリーが違っていましたので、勝ち負けはありませんが、今回は相手は敵です。3キロ手前で交わしました。こちらにしてもまだまだ力があります。ここで交わしてもまだいける。


3キロ目まではラップは4分を切っておりました。4キロを超えるころには走っている選手もまばらになってきます。目標を見つけるのが難しい。5キロの折り返して、ジムのメンバーのM君が向こうから走ってきました。先頭から数えて9番目。8位までで入賞ですから「あと一人抜かせ」と言ってエールを送ります。


この4キロのラップだったと思うのですが、4分を超えてしまいました。5キロまでは何とか4分切って走りたいので焦ります。


折り返して直ぐに700番台のランナーが息をひそめるように私の左横を平気な感じで抜いていきます。私の後ろにはもう一人の足音が聞こえます。


6キロ目のラップが3分55秒だったと思います。何とか戻しましたがこれは無理やり戻したという感じ。それから先程抜いた700番台のランナーをもう一度抜いたところで再度足音が二つ。


かなり前に見えていた同じ700番台のランナーが落ちてきます。唯一のアップダウン。高架の真下でそのランナーを抜きます。


どうやら後ろから聞こえていた足音も一つになっていることに気付きます。この7キロのラップは4分を大きく上回ります。本来であれば7キロまで粘り残り2キロ近くになったところでスパートのつもりだったのですが、ここでもうしんどい、気分はもうラストスパート。息も辛い。


残り2キロを示す看板が見えますがその100メートル手前でガーミンは8キロを示します。やはりガーミンの表示よりもちょっと長い。昨年も200メートルくらい長いような感じがしました。これはトラックを2周もぐるぐるするからそこで、GPSが狂うのだと思うのですが。このラスト2キロで見た時計は確かジャスト32分。と言うことは残り2キロを4分で走って丁度40分。


いけるのであろうか?ここでかなり辛くなりました。息が苦しくまた喉に痰が詰まってきて咳き込みました。ここで700番台のランナーに交わされます5メートル程差がついたでしょうか。ここで粘らなかったらあとで絶対に後悔する。最後まで頑張ろう苦しいのはあとほんの僅かだけ。


またここで700番台を交わします。陸上競技場に向かう道路を右折。ただ後ろの700番台のランナーは足音はするものの呼吸が聞こえてきません。楽なのか?このスピードが?

さて陸上競技場に入りました。グランド一周するんだっけ?そのままゴールだったっけ?と思いながら「滑るから気を付けて~」という係員の声に足元に気をつけながら一気にグランドへの坂を駆け下ります。

グランドを駆け下りると、グランドを周回しているランナーを見ます。やはり後一周走らないといけない。ゴール横のホームストーレートを走りゴール横を通過した時点で時計を確認すると38分30秒を示してました。一周1分30秒を切って走れば40分切れると思いましたが400メートル1分30秒ってキロ何分ペースか?という計算が直ぐに出ません。

相変わらず後ろからは足音が聞こえます。バックストレートに入って時計を見ようとすると、ピーブーと言うような変な音を立ててガーミンが真っ暗に。

マジ?

そう思った途端に700番台が横に並びます。抜かされました。精一杯追いかけますが更に抜く気力、いや脚力は残ってませんでした。2メートル程先にランナーを見ながら渾身の力を振り絞ってゴールまで駆け抜けます。

負けましたが気持ちよかった。何度かデットヒートを繰り返しましたが相手が一枚上でした。

お互いに声を交わしてお礼を言い、私は最後にチクショー(笑)と。


ただゴールしてタイムが分かりません。40分切れてたのか?切れてないのか?しかもこのレースのタイム測定は自動計測ではなくストップウオッチでの計測です。記録は後日発行。もし今日中に分かる方法となると入賞して表彰台に乗ることだけ。


チームのメンバーの10キロとハーフから帰ってくるメンバーにエールを送りながら時間の経つのを待ちます。コースもフラットなので自己ベストで入ってきたメンバーも多数いました。一緒に10キロ走ったチームのM君によるとギリギリ入ってるのてはないか?とのこと。


全てのランナーのゴールを見届けて暫くすると結果の張り出しがありました。


6位40分08秒


入賞した!しかし切れなかった。残念。でも満足しました。二つの目標の内の一つは果たすことができた。良かった。


商品のお米ももらえるはず。


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男子10キロの部50歳以上宮谷君とアナウンスがあって表彰式に臨みました。あいにくの雨で室内での表彰式になりましたが本当に嬉しい表彰式になりました。


最後に抜かされたランナーともここで再開し、やはりついていけませんでしたわ。と笑いながら挨拶を交わして表彰されました。


本当によくやりました。マラソン初めて9年目にしてようやく褒められました。有難うございました。


さて来週はかなざわ市民マラソン10キロです。駅伝も残っていますが、個人としては最後のレース楽しんで走りたいと思います。

本日もマラソンネタで申し訳ありませんでした。

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